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両社連携による一貫した制作・製造プロセスを構築

ソニーPCLとソニーDADC、Ultra HD Blu-rayソフトの制作・製造を開始

公開日 2016/03/08 14:27 編集部:小野佳希
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ソニーPCLとソニーDADCジャパンは、Ultra HD Blu-ray(4K UHD BD)規格ソフトの制作・製造を開始した。

ソニーDACCジャパンのUltra HD Blu-rayソフト製造ライン

ソニーPCLは、Ultra HD Blu-rayの制作環境として、ソニー製のHEVCエンコーダーを新たに導入。ITU-R BT.2020の色域、HDRを含む4K映像をUltra HD Blu-rayへ収録するための体制を整えた。

一方、ソニーDADCジャパンでは、これまで培った技術を応用し、マスタリング工程における、フェーズ・トランジション・マスタリング微細加工技術(PTM)を採用した原盤製造装置(PTR-3000)を最適化。66GB/100GBといった大容量の原盤制作を可能にした。

また、レプリケーション工程では、50GB/66GBのディスク製造については既存のBD-ROMのデュアルレイヤー製造ラインを転用することにより、また100GBのディスク製造については、BD-ROM製造ラインにもう1層分を形成する装置の追加により、製造が可能となったという。

こうして両者がUltra HD Blu-rayに対応。ソニーPCLによるコンテンツ制作(エンコード、オーサリング)からソニーDADCジャパンによるディスク生産(プレス、パッケージング)に至るまで、両社連携による一貫した制作・製造プロセスを構築することによって、UltraHD Blu-rayのパッケージソフト制作を円滑にサポートしていく、としている。

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