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h.earシリーズにワイヤレススピーカーを追加

ソニー、世界最小のハイレゾ対応Wi-Fi/Bluetoothスピーカー「h.ear go」

公開日 2016/03/01 11:46 編集部:小野佳希
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ソニーは、ハイレゾ領域の周波数帯域再生や、ハイレゾ相当のデータ量伝送を行えるLDACに対応するBluetoothスピーカー“h.ear go”「SRS-HG1」を4月16日より発売する。オープン価格だが28,000円前後での発売が予想される。

“h.ear go”「SRS-HG1」

1月のCESで発表されたモデルの日本市場投入が正式発表された格好。これまでヘッドホン/イヤホンで展開していた“h.ear”シリーズに新たなカテゴリーの製品が加わった形で、ヘッドホン/イヤホンと同様にデザインコンシャスでカラフルな5色のカラーバリエーションを揃えている。

5色のカラーバリエーション

約35mm口径フルレンジスピーカーユニットを搭載し、高磁力ネオジウムマグネットにより磁気回路を強化。また、ハイレゾ再生に最適だという振動板を新たに採用し、スピーカーユニット単体で、60Hzの低域から40kHzの高域までを豊かに再生することが可能になったという。なお、ハイレゾ対応スピーカー商品の体積として世界最小の本体サイズも実現している。

本体背面

L/Rチャンネルごとにスピーカーボックスを分離。これにより、スピーカーユニット部とパッシブラジエーター部の組み合わせが各チャンネルで独立し、よりクリアな音の再生と深い低域の表現を両立したとしている。また、バッフル板には高剛性樹脂を採用している。

天面

Bluetoothは独自コーデックのLDACにも対応。ハイレゾ音源を990kbps(従来のBluetoothの最大約3倍の情報量)の最大転送速度で伝送することで、ハイレゾ相当の音質再生を実現している。また、NFCにも対応している。

サランネットを取り外したところ

Googlecastにも対応。定額制音楽配信サービスGoogle Play Musicや、インターネットラジオのTuneInなどといったネットワーク経由での音楽再生も行える。

加えてワイヤレスソリューションでは、Wi-Fi、およびホームネットワーク内の複数の対応機器を連動させるSongPal Link機能にも対応。複数のスピーカーで同じ音楽を再生できる「Wireless Multi-room」、ホームシアターのマルチチャンネル環境で本機をサラウンドバック用などにワイヤレスで使用できる「Wireless Surrond」、本機を2台用意してそれぞれをL/Rとしてステレオ再生する「Wireless Stereo」といったSongPal Linkの新機能を利用できる。

MP3などの圧縮音源をハイレゾ相当までアップスケーリングするDSEE HXや、低音再生を強化するEXTRA BASSも搭載。また、独自のDSP信号処理技術によって、小音量時から大音量時にかけて、スピーカーユニットのひずみを抑制し、音量に応じて最適な音質で再生するとしている。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドSONY
  • 型番SRS-HG1
  • 発売日2016年4月16日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格28,000円前後)
【SPEC】●使用ユニット:φ35mm(フルレンジ)×2 ●周波数帯域:60Hz〜40kHz ●実用最大出力:24W(12W+12W) ●Bluetoothバージョン:Ver3.0 ●対応プロファイル:A2DP/AVRCP ●対応コーデック:SBC/AAC/LDAC ●対応ファイル:最大5.6MHzまでのDSD、最大192kHz/24bitまでのPCM ●接続端子:3.5mmステレオミニ、Micro USB ●連続再生時間:約12時間(Bluetooth接続時) ●外形寸法:約204W×62H×60Dmm(突起部含む) ●質量:約790g