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耐落下衝撃性能と耐寒性能も装備

リコー、4K/100Mbps動画撮影可能で防水防塵のアクションカメラ「RICOH WG-M2」

公開日 2016/02/23 14:44 編集部:小野佳希
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リコーイメージング(株)は、4K動画撮影が可能で防水防塵性能も備えたアクションカメラ「RICOH WG-M2」を3月18日に発売する。オープン価格だが4万円台後半での実売が予想される。オレンジとシルバーの2色のカラーバリエーションで展開する。

RICOH WG-M2(オレンジ)

水深20mの防水性能と高さ2mからの耐落下衝撃性能、マイナス10度の耐寒性能に加えて、同社製デジタルカメラで初となる4K動画撮影に対応。また、録画開始と終了時にカメラ本体が振動して知らせるバイブレーション機能、カメラ内で静止画保存や動画分割ができる動画編集機能などの新機能も搭載している。

RICOH WG-M2(シルバー)

3,840×2,160(16:9)ピクセルで30fps、1回最長25分または4GBまでの4K動画撮影が可能。「4K・S-Fine」設定時には約100Mbps高ビットレートでの記録が可能。画角は最大約204度のWideと、約151度のNarrowの2種類から選択できる。

また、フルHD動画設定では60fps撮影も可能。30倍速、60倍速、150倍速から選択できる「タイムラプス動画」や、5分、10分、25分ごとにファイルを作成しながら録画する「エンドレス録画」、動きの速いアクションをスローモーションのように再生できる「ハイスピード動画」にも対応している。

一般的なアクションカメラのようなハウジングケースではなく、付属の水中レンズプロテクターを装着するだけで、水深20mで連続2時間の水中撮影が可能な防水性能(IPX8、JIS保護等級8相当に準拠)を実現。さらに、2mからの耐落下衝撃性能やIP6X(JIS保護等級6)相当の防塵性能、マイナス10度でも動作が可能な耐寒構造などを備えている。

なお、水中撮影時に最適なホワイトバランスを実現する新機能を搭載。水中で撮影した実写画像データを元に、色再現やコントラストなどの画像処理を最適化する。これにより「水中の透明感を忠実に再現するとともに、光の拡散によるコントラスト低下を効果的に補正し、青被りや緑被りが少ないクリアな画像を実現する」という。

動画ボタンを押すとカメラ本体が振動して動画撮影の開始・終了を知らせるバイブレーション機能を装備。また、カメラを縦位置に装着しても、横(正)位置画像として記録できるカメラ姿勢切替機能や、カメラ内で動画分割や静止画保存(最大4Kサイズ)が可能な動画編集機能も新たに採用している。

動画撮影前に加工処理を施す7種類のエフェクト動画機能も搭載。鮮やか/ナチュラル/モノトーン/シェーディング/銀残し/ハードモノクローム/ハイコントラストの全7種類から設定できる。

Wi-Fiも内蔵し、専用アプリ「Image Sync」をインストールしたスマートフォン/タブレットと連携可能。ライブビュー表示や、ホワイトバランス、ISO感度、露出補正なども手元から設定できる。

また、同機能ではフルHD/30fps、HD/30fps設定時のみ、動画記録中の映像をスマートフォンなどでリアルタイムで確認しながら撮影可能。さらに、本機で撮影した動画や静止画をスマートフォンやタブレットに転送し、保存して再生したり、SNSにアップロードし共有することができる。

撮像素子は有効約800万画素の1/2.3型 CMOSを採用し、本体には1.5型液晶モニターも搭載。記録媒体はmicroSD/SDHC/SDXCカードを採用している。バッテリー性能は4K・Fine設定時で約80分の動画撮影、約450枚の静止画撮影が行える。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルSDカードムービー
  • ブランドRICOH
  • 型番RICOH WG-M2
  • 発売日2016年3月18日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格4万円台後半)
【SPEC】●有効画素数:約800万画素 ●撮像素子:1/2.3型CMOSセンサー ●液晶モニター:1.5型、11.5万ドットLCD ●記録媒体:内蔵メモリー 約68MB、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード ●外形寸法:約57.4W×34.1H×77.8Dmm(操作部材、突起部含まず) ●質量:約114g(本体のみ)