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サウンドディレクターとしてパリコレに初参加

『情熱大陸』でバイノーラル音源を放送。サカナクション・山口一郎の密着ドキュメンタリー

公開日 2015/10/30 15:17 編集部:近藤 貴彦
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TBS系にて毎週日曜日に放送されているMBS制作のドキュメンタリー番組「情熱大陸(MBS制作)」において、サカナクションの山口一郎編が11月1日に放送される。

サカナクションの山口一郎

サカナクションは、約1年間のライブ活動休止を経て、再始動したばかり。グループの中心的存在でヴォーカルとギターを担当する山口は、この休止期間に様々な新たな取り組みを始めていた。具体的には、新たな文化の発信を目指すイベント「NF」の開催や、初めて手がける映画の劇伴制作、自らのレーベル立ち上げなどが挙げられる。

サカナクションのメンバー

イベント「NF」での様子

番組で主に取り上げられるのは、サウンドディレクターとして初参加したパリコレクションでの取り組み。山口は、パリコレクションで「バイノーラル音源」を駆使したステージを作り上げた。「バイノーラル音源」とは、特別なマイクで録音することで、360度の音波と距離感が表現され、ヘッドホンやイヤホンだけでこれまでにない臨場感が得られる音源のこと。


今回、テレビ番組としては異例の取り組みとして、番組内の一部でバイノーラル音源を放送する。視聴に際して、バイノーラル音源の臨場感を楽しむために「ヘッドホン・イヤホンをご用意下さい」とアナウンスしている。

サカナクションは、過去にも6.1chのサラウンドライブを実現したり、そのライブBDでは5.1chサラウンド音声や96kHz/24ビットのバイノーラル音声を収録したりなど、音響面でこだわりを見せている(関連ニュース)。今回の番組では、そんな山口のこだわりが垣間見れることであろう。

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