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同社の対応HDD向けに

バッファロー、HDD故障前に「録画番組引越し」を行う有償サービスを開始

公開日 2019/01/07 11:33 編集部:小澤貴信
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バッファローは、テレビ・レコーダー向けUSB外付けハードディスクの同社対応機種について、故障する前に有償で新しいハードディスクへ録画番組を移行する「録画番組引越しサービス」の提供を本日1月7日に開始した。

「HD-LDS-Aシリーズ」

移行のための料金はハードディスク容量によって異なる。料金は以下の通り。

・1TB ¥13,000(税抜)
・2TB ¥14,500(税抜)
・3TB ¥16,000(税抜)
・4TB ¥18,500(税抜)
・6TB ¥23,000(税抜)

サービス対象製品は、故障予測機能「みまもり合図 for AV」を搭載する「HDV-SAMU3-Aシリーズ」と「HD-LDS-Aシリーズ」。いずれも昨年11月に発売されたモデルで、発売の際に本サービスの近日提供開始が予告されていた。(関連ニュース)。

同社は本サービスについて「ハードディスクが壊れる前にテレビやレコーダーで録画した番組を新しいハードディスクにまるごと移行する業界初のサービス」と紹介。暗号化やコピー制御信号の付与によりデータ移行が困難だった地上デジタル放送の録画コンテンツの移行が可能になり、録りためた録画番組を失うことなく新しいハードディスクへ安全に移行できるとする。

本サービス開始の背景には、2019年1月1日より施行された改正著作権法があり、この法改正により、HDDなど記録媒体を内蔵する機器の保守・修理などのために番組録画データの一時的複製が可能になった。これを受け、本サービスの提供が可能になったという。

上記の対象製品に搭載されている「みまもり合図 for AV」によって事前に故障予測が通知された際に、Web受付フォームで申し込み後に製品をバッファローへ発送することで、同社にて内蔵ハードディスクを新しいものに交換してデータ移行作業を実施。その後、返送される。

今後発売される「みまもり合図 for AV」搭載製品についても、本サービス対象製品となります。一方、同機能を搭載しないハードディスクについては、本サービスの対象にならない。

データ移行後の製品は、実施前と同様にそれまで使用していたテレビ・レコーダーで引き続き録画番組の再生や新規録画が行える。「ダビング10」対応の録画コンテンツは、コピー可能回数を変えることなく移行される。

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