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来場者の意見をもとに最終デザイン決定

【独HIGH END】OPPO、PM-3の新デザイン試作機を参考出展 − BDプレーヤーはTIDALに対応

2015/05/19 編集部:小澤貴信
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独ミュンヘンで先日開催された「HIGH END」にて、OPPO Digitalは平面磁界駆動型を採用したポータブルヘッドホン「PM-3」の別デザイン採用プロトタイプを出展した。

PM-3の別デザイン採用モデルの試作品。レッドとブルーを用意

このPM-3はボディとイヤーパッド部のカラーを変更すると共に、ヘッドバンド部の形状も変更。よりスタイリッシュなデザインとしている。会場にはブルーとレッドの2色が展示されており、ケーブルもそれぞれボディに併せたカラーで揃えていた。なおデザインやカラーについては、来場者の反応や意見を参考に再度検討して、最終製品版に落とし込んでいくとのことだった。発売時期などは現時点で未定となっている。

イヤーパッドやヘッドバンドのクッションの色はホワイト。ヘッドバンドのデザインも変更されている

PM-3の通常モデル(左)と並べて比較したところ

また、BDプレーヤー「BDP-105D」や「BDP-103D」が、ロスレス音楽ストリーミングサービス「TIDAL」再生に対応することが発表。会場にはその開発中バージョンが展示されていた。

OPPOのBDプレーヤーがTIDALに対応する

こちらは「OPPO MediaControl」からTIDALを再生しているところ(画面は開発中のもの)

TIDALへの対応のためには、同社BDプレーヤー専用のコントロールアプリ「OPPO MediaControl」(iOS/Android)が必要となる。本アプリでTIDALの選曲や再生を行い、BDプレーヤー本体で再生するかたちだ。なおHIGH END終了後、2ヶ月程度以内で実施される本体ファームおよびアプリのアップデートによりTIDAL対応が実現する予定とのこと。

また、TIDALがモバイル端末を前提とした仕様となっているため、現時点ではスマートフォンやタブレットがTIDALの使用に必須となっているが、ディスプレイとリモコンだけで操作できるようにすることも将来的な目標として検討しているとのことだった。

同社によれば次世代BD「Ultra HD Blu-ray」の規格化が完了したため、これに対応した製品開発も当然進めているものの、現在の世界的な市場を考慮した上で、こういったTIDALなどストリーミングへの対応やファイル再生機能強化の優先順位が高いと考えているとのことだった。

HA-1とPM-1

BDP-105Dのシルバーカラーモデル


最新モデルである「HA-2」と「PM-3」もデモ
会場には最新モデルのヘッドホンアンプ「HA-2」や通常モデルの「PM-3」、開放型の平面磁界駆動型ヘッドホン「PM-1」、据え置き型ヘッドホンアンプ「HA-1」などOPPOのオーディオ製品が勢揃い。各製品を試聴することが可能だった。

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