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最大DSD 5.6MHzおよび384kHz/24bit PCMに対応

ラトック、Lightning直結再生も可能なフルバランス構成のハイレゾ対応USB-DAC搭載ポタアン

公開日 2015/03/31 17:45 編集部:小澤 麻実
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ラトックシステムは、iOS端末/Android端末/ウォークマン/PCなどを接続してハイレゾを楽しめるフルバランス構成のUSB-DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ「REX-KEB03」を4月下旬に発売する。価格はオープンだが、41,481円(税抜)での販売が予想される。

REX-KEB03

DACにはESS社製「ES9018K2M」を採用。最大DSD 5.6MHzおよび384kHz/24bit PCMに対応する。

光デジタル入力端子とUSB-miniB端子を搭載。iOS端末/Android端末/ウォークマン/PC(Windows/Mac)やCDプレーヤーなど様々な機器と接続できることが特徴。Lightning - miniUSBケーブル、Xperia専用ケーブル、USB-OTGケーブル、USB typeA - miniBケーブルなどが付属している。

様々な機器と接続して活用することができる

たとえばiOS端末では、ハイレゾ対応アプリ(ONKYO HF Player有料版など)と組み合わせればDSD 5.6MHzや384kHz/24bit PCMの再生が可能。PCと接続すればUSB-DACとして使うことができる。また、光デジタル入力を活用してCDプレーヤーなど手持ちオーディオシステムへの組み込みも行える。

バランスヘッドホン駆動回路は、TI製TPA6111をL/Rそれぞれに使用したフルバランス構成。BTL接続により強力なドライブを実現するという。さらに、シングルエンド専用アンプも搭載。TI製のTPA6138Aと、独立したアナログフィルターを実装しているとのことだ。

どちらのヘッドホン出力回路にも、出力コンデンサを使用しないOCL回路を採用。豊かな低域と全帯域で誇張のない自然な音質を実現するとしている。

クロックは高精度水晶発振モジュールを2基搭載(22.5792MHzと24.576MHz)。USBから入力されたデータを正確にI2S信号に変換し、DAC部に供給可能だという。


本機のフロント部

本機のリア部
また、ヘッドホン出力は4種類のモードに対応。通常の3.5mmステレオミニ接続のほか、φ2.5mmマイクロジャック×2の「RALモード」、Astell&Kern AK240など向けのφ2.5mmマイクロ4極(φ2.5mm端子右側のみ使用)の「AK互換モード」、ソニー製ヘッドホンを純正ケーブルでバランス接続した場合向けの「SONY互換モード」を用意している。

バッテリーは容量3,000mAhのリチウムイオン充電池。約5時間30分の充電で、約14時間の連続再生が可能だ。外形寸法は69.2W×23.4H×126Dmm、質量約260gとなる。

【問い合わせ先】
ラトックシステム
サポートセンター 大阪
TEL/06-6633-0180

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドRATOC
  • 型番REX-KEB03
  • 発売日2015年4月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格・税抜41,481円)
【SPEC】●接続端子:光デジタル入力、USB-miniB ●充電時間:約5時間30分 ●連続再生時間:約14時間 ●外形寸法:69.2W×23.4H×126Dmm ●質量:約260g