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高域40kHzまでカバー

パイオニア、新HDドライバー搭載“ハイレゾ”モニターヘッドホン「HRM-7」

公開日 2015/01/21 17:39 ファイル・ウェブ編集部
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パイオニア(株)は、新開発のHDドライバーを搭載し、高域40kHzまでカバーするモニターヘッドホン「HRM-7」を2月中旬に発売する。価格はオープンだが、20,000円前後での実売が予想される。

HRM-7

口径40mmの新開発ダイナミックドライバーを搭載する密閉タイプのオーバーイヤー型ヘッドホン。再生周波数帯域は5Hz〜40kHzをカバーしており“ハイレゾ対応”としている。ドライバーにはCCAWボイスコイルを採用するほか、大型で強磁力の希土類マグネットを使用することによってユニットの駆動力を高めた。インピーダンスは45Ωで、出力音圧レベルは97dB、最大入力は2,000mW。

さらに、耳周りの空間容量や形状を最適化したという新開発のハウジングにより、音像定位のモニターに適した広がりのある音場再生を行えるとしている。また、ハウジングには容積の大きいバスレフ方式の2つの空気室を配置した「バスレフ・デュアルチャンバー」を搭載しており、これにより低域のレスポンスを向上させ遮音性も高めている。剛性の高いアルミプレートによる3層プレート制振構造も投入しており、これによりハウジングの不要共振を抑える。

イヤーパッドはベロア製で、着脱が可能。低反発の高反発のクッションを組み合わせたハイブリッドクッションとしており、快適なフィット性を追求した。耳周りの形状に最適となるよう人間工学に基づくイヤーパッドの角度調整も行っている。また、最適なポジションで本体を装着できるフリーアジャストヘッドクッションも採用する。

これらハウジングやイヤーパッドの設計によって装着性を高めており、長時間のミキシングでも快適なモニタリングを実現するとしている。

ケーブルは1.2mのカールコードと3mのストレートコードの2種類を付属する。どちらもOFCリッツ線を採用した片出し式。プラグ形状はネジ式の金メッキ製3.5mmステレオミニ。6.3mm変換プラグも同梱する。

本体質量は330g(コード含まず)。

【問い合わせ先】
パイオニア カスタマーサポートセンター
TEL/0120-944-222

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドPIONEER
  • 型番HRM-7
  • 発売日2015年2月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)
【SPEC】●形式:密閉型ダイナミック ●ドライバーユニット:φ40mmダイナミック型(CCAWボイスコイル) ●再生周波数帯域:5〜40,000Hz ●インピーダンス:45Ω ●出力音圧レベル:97dB ●最大入力:2,000mW(JEITA) ●ケーブル長:カールコード…1.2m、ストレートコード…3m ●プラグ:φ3.5mm ステレオミニプラグ ●質量:330g(ケーブル含まず)