HOME > ニュース > 【CES】ソニー高木SVPが語る、ハイレゾを軸とした“音のソニー”復活

“4K BD”は「状況を見ながら判断」

【CES】ソニー高木SVPが語る、ハイレゾを軸とした“音のソニー”復活

公開日 2015/01/08 15:02 山本 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

■“4K BD”は「状況を見ながら判断」

ー 今回のCESでは他社が「4Kブルーレイ」対応の試作機を展示しているが、ソニーは次世代のブルーレイに対してどのように関わっていくのか。2015年中に対応製品を発売する計画はあるのか。

高木氏:次世代のブルーレイ規格は現在BDアソシエーションの中でフォーマットが議論されている。ソニーもそのメンバーの一員だ。当社としては対応商品のリリース時期を明言することはできない。そこをコメントされているメーカーは商品化されるのだろう。私はいま明言できない。ただし、ブルーレイはソニーがこれまで力を入れて取り組んできた事業の一つ。今後は状況を見極めながら取り組んでいきたい。

ー 映像体験の趣味性については可能性をどうみているか。

高木氏:テレビの画面が大きくなるほど、クオリティの差が明らかになるのが4Kの特徴だと考えている。北米では55型でも小型といれわるサイズ感で、65型を超えて広がりつつある。65型を超えると一般的にはアプコンが必要と言われており、そこは4Kを中心とした大画面を中心に普及が広がると思う。映像配信は既に4Kストリーミングが広がっており、大画面で映画やスポーツを常時楽しむというスタイルもできる。大画面化・高画質化の広がりとともに、音もハイレゾに広がっていくことを期待したい。ソニーとしても、音と映像を一体でプロモーションをしていきたいと思っている。

(山本敦)

前へ 1 2 3 4

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE