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クオーツ時計から続くセイコーエプソン・ウエアラブルの歴史

<CEATEC>エプソンブースはMOVERIO体験に長蛇の列 − テーマは“ウエアラブル・エプソン”

公開日 2014/10/07 21:36 ファイル・ウェブ編集部
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「CEATEC JAPAN 2014」が10月7日から千葉・幕張メッセで開催されている。本記事では、エプソン、日本アンテナ、DXアンテナの出展内容をご紹介したい。

■エプソンは“MOVERIO”積極訴求 − テーマは“ウエアラブル・エプソン”

エプソンは、“つけて、つかう、ウエアラブル・エプソン”をテーマに掲げ、同社のウェアラブルデバイスを中心とした体験デモブースを展開している。

テーマは“ウエアラブル・エプソン”

ウェアラブルデバイス「MOVERIO」を積極アピール

同社としては、今回のCEATECでは「プリンターだけではないエプソン」を訴求。1969年に開発され“クオーツショック”を起こしたセイコーのクオーツ時計から現在まで続く、セイコーエプソンの「ウェアラブルデバイスの技術」を改めてアピールする展示を行っている。

特に、ブース前面の広いスペースを使って体験コーナーを設けているのがシースルーモバイルビューワー“MOVERIO”。今回のCEATECでは、スタンダードな映像投影のほかに、デモ用に特別開発されたアプリを組み合わせたエンターテイメントシーンにおける楽しみ方を強くアピールしている。

特に注目を集めていたのが、MOVERIOとルービックキューブなどのガジェットを合わせたARアプリによる遊び方体験

ブース内にはMOVERIOを模した大型モニターも

大きな注目を集めていたのは、特殊なルービックキューブや箱状のガジェットを組み合わせてMOVERIO専用アプリで遊ぶコーナー。例えばルービックキューブの場合、MOVERIOを装着してアプリを起動すると、「次にどの部分を動かせばルービックキューブが解けるか」という指示が目の前のルービックキューブを指し示す形でAR表示される。

なお、同社ブース内はこのMOVERIOの体験デモを希望する来場者で溢れ、一時は45分待ちの行列が出来ていたほどだった。

またMOVERIOのほかにも、同社のウェアラブル製品として11月6日に発売を予定している腕時計型の脈拍計測器“PULSENSE”シリーズも公開していた。

PULSENSE

裏側の青色LEDで脈拍をはかり、スマホと連携してデータを管理できるシステム


液晶非搭載のスマートなモデルもラインナップする
さらに、高精度なGPS機能を搭載するランニング用の「WristableGPS」、ゴルフクラブに装着する小型センサー「M-Tracer」などの体験コーナーも設けている。また、様々なグラフィックで時刻を表示する「smart canvas」も展示。同社が誇るウェアラブルデバイスの最新技術を一挙に体験することができる。

WristableGPS

M-Tracer


smart canvas
■日本アンテナ

日本アンテナのブースでは、小型のUHFアンテナ“UDF86”シリーズのほか、同社が展開する“アイネ”ブランドのBluetooth対応ネックバンド型スピーカー「NECK SPEAKER」など様々な製品が出展されている。なお、セイコーの腕時計に使用されているGPSアンテナを提供しているのも同社で、ブース内ではモジュールが展示されている。

小型のUHFアンテナ“UDF86”シリーズ

NECK SPEAKER


セイコーの腕時計に使用されているGPSアンテナの展示も
■DXアンテナ

DXアンテナのブースでは、UHFアンテナやブースター製品のほか、同社が展開するDXブロードテックブランドによるテレビ製品なども展示して幅広くアピール。VHS録画機能を搭載する地デジチューナー内蔵ビデオ一体型DVDレコーダー「DXR170V」も出展している。なお、現在においてVHSへの番組録画機能を持つレコーダー製品は国内で本シリーズのみ。同社によれば、本モデルをもって出荷を終える予定とのことだ。

DXアンテナブースの様子

VHS録画機能を搭載するレコーダーとして国内唯一のモデルとなったDXR170V

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