HOME > ニュース > J:COM、ケーブルネットワーク経由での4K試験放送を6月2日より開始

新開発の4K専用STBから視聴が可能

J:COM、ケーブルネットワーク経由での4K試験放送を6月2日より開始

2014/04/24 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)ジュピターテレコム(J:COM)は、ケーブルネットワーク経由での4K試験放送を6月2日より開始する。

J:COMは次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)に設立時より参加、ケーブルテレビによる4K放送の実現に向けた活動を行ってきた。今回の4K試験放送開始は、本日発表されたNexTV-Fの報告(関連ニュース)に基づいたものとなる

今回の試験的放送では、RF方式とIP方式の両方式に対応した伝送ネットワークが構成される。新たに開発した4K専用受信機(STB:セットトップボックス)を通じて、秒間60フレームの4K映像を視聴できる。

試験放送の仕組み図

まずは6月より順次、J:COM Wonder Studioやジェイコムショップの店頭など、全国のJ:COMエリアの約20ヶ所に受信機が設置され、一般に4K映像が公開される。また、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟や連盟加盟のケーブルテレビ局と連携し、J:COM以外のケーブルテレビ局エリアでも、4K試験的放送が視聴できるように準備を進めていく。

J:COMは、VODサービスである「J:COMオンデマンド」のシステムを利用しての、4Kコンテンツのオンデマンド配信実験も予定。準備が整い次第、開始する計画とのことだ。さらにJ:COMグループのスポーツ専門チャンネル「J SPORTS」は、NexTV-F向けの検証用素材として、ラグビー関東大学対抗戦2013「早稲田大学vs 明治大学」を制作するなど、4Kコンテンツの制作や調達にも力を入れていく。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック