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STR-DN850/STR-DN750

ソニー、ハイレゾ/HDMI 2.0対応の中級機などAVアンプ2モデル

公開日 2014/04/23 13:08 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、DSD再生対応の最上位機「STR-DN1050」など、AVアンプ新モデル3製品を5月20日より順次発売する。

STR-DN1050(DSD対応)¥62,000(税抜)7月15日発売
STR-DN850(192kHz/24bit対応)¥52,000(税抜)7月15日発売
STR-DN750(NFC対応)¥40,000(税抜)5月20日発売

「STR-DN1050」と「STR-DN850」はハイレゾ再生対応モデルで、最上位機「STR-DN1050」はDSDにも対応。両モデルともWi-Fiを内蔵している。「STR-DN750」はハイレゾへの対応やWi-Fiを省いたエントリーモデル。NFCワンタッチリスニングなどに対応している。チャンネル数は全モデルとも7.1ch。また、全モデルともHDMI 2.0の4K/60oパススルーに対応している。本項では「STR-DN850」と「STR-DN750」について紹介する。

STR-DN850

STR-DN750

■192kHz/24bit対応機がNFCなどにも対応

「STR-DN850」は、実用最大出力150W/chの7.1chモデル。HDMIは入力が5系統で、うち1系統がMHLにも対応。出力は1系統。入力は4Kパススルー対応で、アップスケールにも対応している。そのほかAirPlayにも対応するほか、AM/FMラジオ、radiko.jp、tunein、MusicUnlimitedのチューナーも内蔵している。

DN850の背面

従来モデルから引き続き192kHz/24bit(WAV/FLAC)ファイルの再生に対応。ネットワーク経由およびUSBメモリーからのハイレゾ音源再生にも対応している。

また、192kHz/24bit音源は新たにAIFFにも対応。96kHz/24bitのALACにも対応し、上記のDSDやWAV/FLACも含めてすべての対応ファイルをネットワーク経由およびUSB端子経由で再生できる。なお、ギャップレス再生はWAV/AIFF/FLAC/ALACで対応している。

そのほか従来機からの進化点としては、NFCワンタッチリスニングへ新たに対応。スマートフォン/タブレット内の音楽ファイルを、本機を通じてワンタッチで再生できるようになった。

DN850の天面

マルチプレーヤー「MAP-S1」やボードタイプシアターシステム「HT-XT1」など、様々な機器を操作できるスマートフォンアプリ「SongPal」に本機も対応。iOS 6.0以降のiPhone/iPod touch/iPad、Android 2.3以降のスマートフォン、Android 3.2以降のタブレットとの接続に対応している。

またGUIは、ESシリーズで採用しているオーバーレイ表示対応のものを新たに採用。テレビ画面上でコンテンツを再生しながらの各種メニュー選択が行える。

オーバーレイ表示へ新たに対応

加えて、付属リモコンも刷新。ほとんど使用されない他機器操作キーなどを従来モデルから削除し、アンプ操作に集約したデザインにすることで、手元で迷うことなく操作できるように配慮した。

リモコン

音質面では、パワーアンプには非常に広帯域なディスクリート構成のリニア広帯域パワーアンプを採用。改善された回路配線により、個々のパワートランジスターに、よりインピーダンスの低い電源を供給するという。

なディスクリート構成のリニア広帯域パワーアンプを採

加えて、アナログ回路の抵抗には、「TA-A1ES」にも採用している独自開発のオーディオグレード品を使用。一部には従来機「STR-DN1040」よりも大型サイズのものを採用している。

抵抗にもオーディオグレードのものを採用

また、デジタル音声のエンコード/デコードに伴い発生する可聴帯域外のノイズ成分を、独自のデジタル処理で除去する「D.L.L(デジタル・レガート・リニア)」も搭載している。

そのほか従来から引き続き、自動音場補正機能「アドバンストD.C.A.C」や、小音量時の聴感補正技術「サウンド・オプティマイザー」、センターカーの音場を上にシフトする「センタースピーカーリフトアップ」なども搭載。映画館の響きを再現するという「HD-D.C.S」や、3種類の音楽ホールの響きを再現する「コンサートホールモード」も備えている。

■シンプル機能のエントリー機「STR-DN750」

「STR-DN750」は、ハイレゾ音源への対応やWi-Fi機能などを省いて低価格化したエントリーモデル。Wi-Fi非対応のためAirPlayやインターネットチューナーは非対応。なお、USB端子はUSBメモリー内の48kHz/16bitのWAV音源再生に対応している。

DN750の背面

実用最大出力140W/chの7.1ch対応で、HDMIは入力4系統のうち1系統がMHLにも対応。HDMI出力は1系統で、4Kパススルーに対応している。

DN750の天面

同時発表された「STR-DN1050」と「STR-DN850」同様に、NFCワンタッチリスニングへ新たに対応。スマートフォン/タブレット内の音楽ファイルを、本機を通じてワンタッチで再生できるようになった。

スマートフォンで本機を操作可能なアプリ「SongPal」にも対応。Wi-FiではなくBluetoothによる通信によってアプリとの信号のやりとりを実現させている。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドSONY
  • 型番STR-DN850
  • 発売日2014年7月15日
  • 価格¥52,000(税抜)
【SPEC】●実用最大出力(JEITA,6Ω):フロント…150W+150W、センター…150W、サラウンド…150W+150W、サラウンドバック/フロントハイ共有…150W+150W ●定格出力(20Hz〜20kHz,6Ω):フロント…95W+95W、センター…95W、サラウンド…95W+95W、サラウンドバック/フロントハイ共有…95W+95W ●接続端子:USB、MHL×1(リアHDMI共有)、コンポジット映像入力×2、映像モニター出力×1(コンポジット端子)、コンポーネント映像入力/出力×2/1、HDMI入力/出力×5/1、光デジタル入力2、同軸デジタル入力×1、オーディオ入力×4(ライン系)、サブウーファー×2、ヘッドホン×1 ●音声フォーマット:MP3,AAC,WMA,WAV,FLAC,ALAC,AIFF(全て2ch) ●対応サンプリング周波数:最大 192kHz/24bit(WAV,FLAC,AIFF)、最大96kHz/24bit(ALAC) ●全高調波歪率:フロント0.09%以下(6Ω負荷、100W+100W、20Hz〜20kHz) ●周波数特性(SA-CD/CD入力-スピーカー出力間):10Hz〜100kHz ±3dB(8Ω時) ●S/N比(Aネットワーク):LINE 96dB ●消費電力:180W(待機時0.3W) ●外形寸法:約430W×156H×329.4Dmm ●質量:約8kg
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドSONY
  • 型番STR-DN750
  • 発売日2014年5月20日
  • 価格¥40,000(税抜)
【SPEC】●実用最大出力(JEITA,6Ω):フロント…140W+140W、センター…140W、サラウンド…140W+140W、サラウンドバック/フロントハイ共有…140W+140W ●定格出力(20Hz〜20kHz,6Ω):フロント…90W+90W、センター…90W、サラウンド…90W+90W、サラウンドバック/フロントハイ共有…90W+90W ●接続端子:USB、MHL×1(リアHDMI共有)、コンポジット映像入力×2、映像モニター出力×1(コンポジット端子)、コンポーネント映像入力/出力×2/1、HDMI入力/出力×4/1、光デジタル入力2、同軸デジタル入力×1、オーディオ入力×4(ライン系)、サブウーファー×2、ヘッドホン×1 ●音声フォーマット:MP3,AAC,WMA,WAV(全て2ch) ●対応サンプリング周波数:最大 48kHz/16bit(WAV) ●全高調波歪率:フロント0.09%以下(6Ω負荷、100W+100W、20Hz〜20kHz) ●周波数特性(SA-CD/CD入力-スピーカー出力間):10Hz〜100kHz ±3dB(8Ω時) ●S/N比(Aネットワーク):LINE 96dB ●消費電力:180W(待機時0.3W) ●外形寸法:約430W×156H×329.4Dmm ●質量:約8kg