1.0型センサーなどで高画質化
ソニー、ハンディカム2Kモデル新最上位機「CX900」 − 4K機と共通の高画質化技術投入
ソニーは、1.0型と大型の裏面照射型CMOSセンサーを搭載することなどで高画質化を図った、ビデオカメラ“Handycam”フルHDモデルの新フラグシップ機「HDR-CX900」を3月14日より発売する。価格はオープンだが15万円前後での実売が予想される。
なお同社は4K対応モデル「FDR-AX100」やプロジェクター内蔵機「HDR-PJ800」など全6モデルを同時発表。いずれもCESで展示されていたモデル(関連ニュース)が国内でも発表された格好だ。それぞれのモデルについては別項で紹介している。
■4K機「FDR-AX100」と共通の高画質化技術
同時発表された4K対応機「FDR-AX100」と同じく、1.0型、有効画素1,420万画素の裏面照射型“Exmor CMOS”センサーと、新世代の画質エンジン「BIONZ X」、カールツァイス「バリオ・ゾナーT*レンズ」を搭載。AX100から4K用の回路を外した点以外のスペックは共通で、フルHDモデルの新たなフラグシップ機となる。
液晶モニターは3.5インチで、ファインダーには有機ELの「OLED Tru-Finder」を採用。新たな光学設計によって約33度の広視野角を実現している。
1.0型とセンサーサイズが大きい裏面照射型“Exmor CMOS”センサーを採用。入射光を効率よく集光でき、センサー受光部の感度が大きく向上することでノイズが少なく美しい暗所撮影や、印象的なボケ味を実現したとしている。
画質エンジンには「BIONZ X」を採用。デジタル特有の輪郭強調を抑える「ディテールリプロダクション技術」や、被写体を分析してノイズを低減するエリア分割ノイズリダクション機能により動画画質を向上させている。
AVCHDとMP4形式両方での同時ビデオ記録にも対応。さらに、画質劣化を抑えたデジタルズームの全画素超解像ズームにも対応している。
レンズは前述のように広角29mmから光学12倍ズーム対応のカールツァイス「バリオ・ゾナーT*レンズ」。5枚の非球面成型レンズと3枚のEDレンズを含む11群17枚構成で、AAレンズ(Advanced Aspherical/高度非球面成型)などによって4Kの高精細さを画面周辺部でも実現する高解像度とコンパクトさを両立させたとしている。また、7枚羽根の虹彩絞りによって美しいボケも実現させたという。
■撮影者の声だけを消せる「マイボイスキャンセリング」
音声は5.1ch収録対応で、新たに「マイボイスキャンセリング」機能を搭載。ノイズキャンセリング機能を利用して、撮影している動画から撮影者の声だけを消すことができる。
同機能は、ウォークマンなどで培ったノイズキャンセリングのノウハウを活用。5.1chマイクそれぞれに届く音声の時間差を検知、計算し、撮影者から最も近い位置に来る、5.1chの左後方を担当するマイクの声の周波数を主に打ち消すことで、撮影者の声だけを取り除く。
そのほか、自動風ノイズ低減機能や、アドバンスドオーディオシステムも搭載している。なお、内蔵スピーカーはモノラル。
■NDフィルター2枚内蔵/120fps撮影やNFC対応も
そのほかの撮影機能では、NDフィルターを2枚内蔵。4パターンのシャッタースピード、絞りの調整が可能で、晴天下など明るい撮影シーンでのマニュアル撮影においても滑らかで自然なボケ動画を撮影できるとしている。
加えて、フォーカスとズームを調整できるレンズリングも装備。シーソー式ズームレバーも搭載し、なめらかにズームできるようにしている。
HD画質(1,280×720)時には、120fpsでのハイスピードRECにも対応。120fpsのハイフレームレートで撮影して後処理を施し、PlayMemories Homeを利用しての24p環境で再生すれば5倍スローの映像として視聴できる。
Wi-Fiも内蔵するほか、NFCにも対応。スマートフォンとのワンタッチ接続にも対応している。また、DLNAにも対応していることに加え、「ピクチャーエフェクト」も搭載し、「パートカラー」や「トイカメラ」など7種類のエフェクトをかけての動画/静止画撮影ができる。
なお同社は4K対応モデル「FDR-AX100」やプロジェクター内蔵機「HDR-PJ800」など全6モデルを同時発表。いずれもCESで展示されていたモデル(関連ニュース)が国内でも発表された格好だ。それぞれのモデルについては別項で紹介している。
■4K機「FDR-AX100」と共通の高画質化技術
同時発表された4K対応機「FDR-AX100」と同じく、1.0型、有効画素1,420万画素の裏面照射型“Exmor CMOS”センサーと、新世代の画質エンジン「BIONZ X」、カールツァイス「バリオ・ゾナーT*レンズ」を搭載。AX100から4K用の回路を外した点以外のスペックは共通で、フルHDモデルの新たなフラグシップ機となる。
液晶モニターは3.5インチで、ファインダーには有機ELの「OLED Tru-Finder」を採用。新たな光学設計によって約33度の広視野角を実現している。
1.0型とセンサーサイズが大きい裏面照射型“Exmor CMOS”センサーを採用。入射光を効率よく集光でき、センサー受光部の感度が大きく向上することでノイズが少なく美しい暗所撮影や、印象的なボケ味を実現したとしている。
画質エンジンには「BIONZ X」を採用。デジタル特有の輪郭強調を抑える「ディテールリプロダクション技術」や、被写体を分析してノイズを低減するエリア分割ノイズリダクション機能により動画画質を向上させている。
AVCHDとMP4形式両方での同時ビデオ記録にも対応。さらに、画質劣化を抑えたデジタルズームの全画素超解像ズームにも対応している。
レンズは前述のように広角29mmから光学12倍ズーム対応のカールツァイス「バリオ・ゾナーT*レンズ」。5枚の非球面成型レンズと3枚のEDレンズを含む11群17枚構成で、AAレンズ(Advanced Aspherical/高度非球面成型)などによって4Kの高精細さを画面周辺部でも実現する高解像度とコンパクトさを両立させたとしている。また、7枚羽根の虹彩絞りによって美しいボケも実現させたという。
■撮影者の声だけを消せる「マイボイスキャンセリング」
音声は5.1ch収録対応で、新たに「マイボイスキャンセリング」機能を搭載。ノイズキャンセリング機能を利用して、撮影している動画から撮影者の声だけを消すことができる。
同機能は、ウォークマンなどで培ったノイズキャンセリングのノウハウを活用。5.1chマイクそれぞれに届く音声の時間差を検知、計算し、撮影者から最も近い位置に来る、5.1chの左後方を担当するマイクの声の周波数を主に打ち消すことで、撮影者の声だけを取り除く。
そのほか、自動風ノイズ低減機能や、アドバンスドオーディオシステムも搭載している。なお、内蔵スピーカーはモノラル。
■NDフィルター2枚内蔵/120fps撮影やNFC対応も
そのほかの撮影機能では、NDフィルターを2枚内蔵。4パターンのシャッタースピード、絞りの調整が可能で、晴天下など明るい撮影シーンでのマニュアル撮影においても滑らかで自然なボケ動画を撮影できるとしている。
加えて、フォーカスとズームを調整できるレンズリングも装備。シーソー式ズームレバーも搭載し、なめらかにズームできるようにしている。
HD画質(1,280×720)時には、120fpsでのハイスピードRECにも対応。120fpsのハイフレームレートで撮影して後処理を施し、PlayMemories Homeを利用しての24p環境で再生すれば5倍スローの映像として視聴できる。
Wi-Fiも内蔵するほか、NFCにも対応。スマートフォンとのワンタッチ接続にも対応している。また、DLNAにも対応していることに加え、「ピクチャーエフェクト」も搭載し、「パートカラー」や「トイカメラ」など7種類のエフェクトをかけての動画/静止画撮影ができる。
関連リンク
- ジャンルSDカードムービー
- ブランドSONY
- 型番HDR-CX900
- 発売日2014年3月14日
- 価格¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
【SPEC】●イメージセンサー:1.0型(裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor R) ●有効画素数:1,420万画素 ●ズーム:光学12倍 ●液晶モニター:3.5型(16:9)/92.1万ドット エクストラファイン液晶 ●記録媒体:SD/SDHC/SDXCメモリーカード、メモリースティックPROデュオ/PRO-HGデュオ/XC-HGデュオ ●連続撮影時間:最大440分(スタミナ最大) ●外形寸法:90W×83.5H×223.5Dmm(付属バッテリー装着時) ●質量:約870g(付属バッテリー装着時)