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日本国内向けの液晶テレビを生産

東芝、中国の液晶テレビ生産拠点を解散

2013/12/02 ファイル・ウェブ編集部
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東芝は、主に日本国内向けの液晶テレビ生産拠点である、中国・大連東芝テレビジョン社(大連東芝電視有限公司、DLTV社)での生産活動を12月末までに終息させ、生産終息に伴い解散させる。

映像事業の構造改革の一環としての処置。自社拠点を集約し、生産委託先との協業を進めることで、さらなる固定費削減と生産効率向上を図る。なお、現在、日本国内向けにDLTV社で生産している機種については順次生産委託に移行し、中国市場向け製品については、引き続き現地企業との協業による供給を継続する。

同社では、今年度の構造改革の施策として、液晶テレビの欧州生産拠点をコンパル社へ売却するなど、海外生産拠点のファブライト化を進めていた。今回、一連の生産拠点整備の最終段階として、中国の拠点についても生産を終息することで固定費削減等を進め、2013年度下期の黒字化を目指すとしている。

DLTV社は1996年7月に中国大連市に設立。中大型の液晶テレビの製造を事業内容に、約900名の従業員を抱えている。

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