「Play-Fi」Windows版なども

【CES】DTS、11.1ch対応のヘッドホン向け新バーチャルサラウンド技術「Headphone:X」発表

ファイル・ウェブ編集部
2013年01月09日
DTS, Inc.は、ヘッドホン向けのバーチャル・サラウンド新技術として、最大11.1chに対応する「DTS Headphone:X」を発表した。現在ラスベガスにて開催中のCESにおいてもデモを行う。

上述のように最大11.1chのサラウンドサウンドを、ヘッドホンでバーチャル再現できるという技術。同社によれば「従来のヘッドフォンとは異なり、サウンドを『外面化』することによって、耳から聴いた音が頭の中で鳴っているのではなく、自分の周りを高品質のスピーカーの音が取り巻いているように聴こえる」という。

製品&プラットフォーム担当シニア・バイス・プレジデントであるギア・スカーデン(Geir Skaaden)氏は「DTS HDオーディオ・コーデックの高度な特性を活用し、映画館や映画のミキシング段階での体験を正確にシミュレートすることによって、最高のサラウンド・サウンド体験を室内の今いるその場所で楽しむことができる」と説明。

また、グラミー賞を複数回受賞したことのあるオーディオ・エンジニア/プロデューサー、ジェフ・エメリック(Geoff Emerick)氏は「これまでとは全く異質のサウンドだ。ヘッドホンが1つあれば、あらゆるリスニング環境においても、制作者の意図した方向から流れてくるサラウンド・サウンドを、余すところなく堪能できる。ホームシアターがポケットの中に入ったと言えば、お分かりいただけると思う」と、称賛のコメントを寄せている。

■「Play-Fi」Windows版を提供開始 − 「Premium Sound」などのサムスン製スマートTV採用も

Wi-FIでロスレス信号を伝送できる「DTS Play-Fi」についても、Windows版ドライバーを発表。これにより、AndroidとWindowsに対応するようになった。

ダウンロード提供されるWindowsアプリとDTS Play-Fi対応のホームオーディオ・システムを使用することで、PC内の様々なオーディオソースから、一般のWi-Fi ネットワーク経由で、ロスレス・オーディオのストリーミングを行うことが可能。

また、ストリーミング・サービスの選択肢の1つとして、インターネットラジオを追加し、OEM パートナー各社の専用Play-Fi アプリケーションで使用することができるようにした。

なお、Windows版のPlay-Fiアプリは、2013年第1四半期中のダウンロード公開を予定している。

そのほか、サムスンの2013年スマートTV のラインナップに、DTS Studio Sound、DTS Premium Sound、DTS Premium Sound 5.1の各技術が採用されることも発表。

中位〜最上位モデルでは、DTS Premium Sound とDTS Premium Sound 5.1を採用し、ブルーレイ、放送番組、ストリーミング・メディアなど、DTSでエンコードされたあらゆるコンテンツのデコードが可能。これによって、コンテンツの音声データに収録された各チャネルのすべてをTV 側で引き出すことができ、「DTSのポスト・プロセッシング・ソリューションにより、内蔵のオーディオ・システムだけで、これまで以上に感動的なバーチャル・サラウンド・サウンドを体験できる」としている。

【問い合わせ先】
dts Japan
Tel/03-5365-1820

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