ディスプレイサーチ、テレビ世界需要は2013年からほぼ横ばいと予想

ファイル・ウェブ編集部
2012年10月26日
ディスプレイサーチは、大画面薄型テレビなどを対象にした、今後の世界需要展望に関する予測を発表した。

同社によれば、厳しい世界経済状況を受け、テレビ需要は2013年には横ばいになると予測しているという。同社のPaul Gagnon氏は「経済成長の鈍化、高い失業率、テレビの世帯普及率増加などの要因が需要の落ち込みにつながっている」と語る。

商品の出荷の伸び足は遅くなっているが、メーカー側は更なる大型化を図ったテレビや、LEDバックライト/3Dなどといった新技術を次々に世に送り出している。40〜49型モデルが1%、40型以下モデルが2%程度出荷が落ち込むと予想されているのに対して、50型以上のテレビの出荷台数は、2013年には13%増加することが期待されるとのこと。

また小型テレビは、大型化・高解像度化が進むタブレットPCやスマートフォンなどとの競合が始まると見ている。長期的に見ると、ブラウン管から買い替えた液晶テレビを、また新たに買い替える時期が訪れる時期があり、ここが新たな成長の可能性だと予測。なおブラウン管やプラズマテレビの需要が低下していく一方、液晶テレビの出荷は引き続き伸びていくと見ているという。

デバイス/技術別のテレビ出荷率の変化グラフ

なお、現在ホットなトピックである4Kテレビや有機ELテレビについても言及。有機ELの出荷は2013年に5万台になると予測。2016年には量産体制が整い、900万台にまで伸びることを見込んでいる。4K液晶テレビは2013年に154,000台、2016年には500万台にまで出荷が伸びると予測している。

4Kテレビ/有機ELテレビの出荷台数予測

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