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「HDP-R10」は3種類のヘッドホンで体験可能

<音展>ヒビノ、iBassoのポタアン/DAC「HDA-R9」を来春発売へ − iPhone5デジタル接続にも対応予定

公開日 2012/10/19 17:16 ファイル・ウェブ編集部
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本日10月19日(金)から21日(日)まで開催される「オーディオ・ホームシアター展 2012(音展)」。ヒビノインターサウンドは、iBasso Audio社とポータブルヘッドホンアンプ/DAC「HDA-R9」を共同開発していることを明かした。

■iOS端末とのデジタル接続対応ポタアン/DAC「HDA-R9」

ヒビノインターサウンドのブースでは、Android搭載ポータブルオーディオプレーヤー「HDP-R10」(関連ニュース)など、iBasso Audio社製品を中心に展示。「HDP-R10」はデモ機を3台用意し、SHUREの「SRH1840」と「SRH840」、AKG「K702」という異なるヘッドホンで体験できるようになっている。

HDP-R10

3種類のヘッドホンで試聴可能


その他PMC製品のデモも

「D2+ Hj Boa」などその他のiBasso製品も展示

そして実機の展示はなかったが、192kHz/24bit対応のポータブルヘッドホンアンプ/DAC「HDA-R9」を開発中であることをアナウンス。iBasso Audioとヒビノインターサウンドとの共同開発による日本オリジナルモデルで、iPhone/iPod/iPad/とのデジタル接続およびその他デジタルオーディオ機器との接続も可能なデジタル入出力端子を搭載。iPhone5にも対応予定だという。また、アナログ入出力端子も装備する。

「HDA-R9」の発売をアナウンス

DACには、「HDP-R10」にも採用したカナダESS Technologyの“SABRE32 Reference audio DAC”「ES9018」を搭載。入出力ではアナログライン入力と出力、デジタル入力と出力を個別に搭載し、DAC単体としてもアナログヘッドホンアンプ単体として高品位で動作するよう配慮したという。デジタル入力は前述のように192kHz/24bitに対応する。

アンプ部やI/V変換部はL/Rを独立して駆動するモノラルコンストラクションを採用。ハイパワーを安定して駆動するために4,800mAhの大容量リチウムポリマーバッテリーを搭載する。

そのほか、最大192kHz/24bit、または176.4kHz/24bitのアップサンプリングにも対応。スイッチでON/OFFを切り替えられる。

また、筐体はアルミニウム合金を削り出し加工。剛性の確保と軽量化の両立を目指すとともに、高級感溢れる質感も演出するとしている。

2013年初旬の発売を予定しており、価格は未定だが「5万円から6万円くらいになるのではないか」(同社スタッフ)とのことだった。

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