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25WのクラスDアンプも搭載

米Google、球形のAndroid搭載メディアプレーヤー「Nexus Q」

公開日 2012/06/28 10:31 ファイル・ウェブ編集部
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米Googleは、球形のメディアプレーヤー「Nexus Q」を発表した。現在Google Playストアで予約受付中で、7月中旬に米国で発売を開始する予定。価格は299ドル。なお、現在のところ日本からの予約は行えない。

Nexus Q

32個のLEDを搭載

同社では「世界初のソーシャルストリーミングメディアプレーヤー」と本機を説明。スマホやタブレットで行うのと同じように、クラウド上から直接音楽や映像を再生することができ、ダウンロードや同期を行う必要が無い。

本機の使用イメージ

本体にはOMAP4460プロセッサーを搭載。ARM Cortex-A9 CPUとSGX540 GPUを備えている。メモリーは1GBで、フラッシュメモリーは16GBを備えている。OSはAndroid 4.0。

クラスDのデジタルパワーアンプを内蔵。出力は12.5W+12.5W。ボリュームは本体の上部を回転することで調整できる。またミュート用のタッチセンサーも本体に備えている。

球形の本体の裏側には、電源端子のほか10/100BASEのイーサネット端子、マイクロUSB、マイクロHDMI(Type D)、光デジタル入力、スピーカー出力(バナナ端子)を装備している。無線機能では、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth、NFCを搭載している。

背面部

スピーカーケーブルなどを接続したところ

音楽再生にはGoogle Play Storeを利用。数百万曲の楽曲を再生することができるほか、あらかじめMusic Managerを使って、iTunesやWindows Media Playerのライブラリを、最大2万曲までGoogle Playにアップロードしておくこともできる。

映画や音楽もGoogle Playから再生することが可能。YouTubeの動画ももちろん視聴可能で、Androidスマートフォンやタブレットを使って検索することもできる。チャンネルを購読して再生することも、プレイリストを見ることも可能だ。

またメディア再生機能では、パーティー機能も利用可能。Wi-Fiで接続したAndroidスマートフォンから、再生したい楽曲や映画、ビデオを登録することができる。

さらに本体には32個のLEDを搭載。音楽に合わせて色を変える演出が楽しめる。光のエフェクトは好みのものを選択することが可能だ。

また複数台のNexus Qを接続することも可能で、再生させたい本体を、Google PlayアプリやYouTubeアプリから選択することもできる。

なお同社ではアクセサリーとして、Triad社製のブックシェルフスピーカーと、Nexus Qに適したスピーカーケーブルも用意している。

アクセサリーとしてTRIADのスピーカーも販売

同じくアクセサリーのスピーカーケーブル

以下、Nexus Qのプロモーションビデオを掲載する。

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