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従来機「AG-HPX250」のエクステンションコントロールユニット対応モデル

パナソニック、VE収録対応業務用ハンディカメラ「AG-HPX255」

公開日 2012/06/04 18:48 ファイル・ウェブ編集部
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パナソニック(株)は、業務用ハンディカメラレコーダー“P2HD”シリーズの新モデル「AG-HPX255」を7月に発売する。価格は803,250円(税込)。

AG-HPX255

AVC-Intraコーデックを備えたP2HDシリーズの2D用カメラ「AG-HPX250」の、エクステンションコントロールユニット対応モデル。

別売のエクステンションコントロールユニット「AG-EC4G」用のリモート端子を装備しており、リモート側のモニターを見ながら画質調整と収録操作が行え、VEスタイルの収録をサポートする。

GENLOCK入力・TC入出力を備え、マルチカメラによるTC同期収録にも対応する。HD SDI出力/HDMI出力を装備しており、スイッチャーに対して映像を同期して出力でき、ショルダーカメラ同等の運用が可能となる。

撮像素子は、220万画素の1/3型ULT(Ultra Luminance Technology)イメージセンサーを搭載。フルHD動画撮影に対応している。

AG-HPX250と同様に、22倍(f=28mm〜616mm/35mm換算)ズームレンズを採用しており、ズーム・フォーカス・アイリスの3リングを装備。4ポジションのNDフィルター(OFF、1/4ND、1/16ND、1/64ND)も内蔵する。さらに、黒ツブレ・白トビを抑えるDRS(Dynamic Range Stretcher)機能も備えている。

映像圧縮フォーマットもAG-HPX250と同様で、AVC-Intra100/AVC-Intra50 記録に標準対応する。DVCPRO HD/DVCPRO 50/DVCPRO/DVの各記録にもスイッチャブルで対応。

記録信号もHD/SDマルチフォーマットをサポートしており、HD時は1080/24p、1080/25p、1080/30p、1080/50i、1080/60i、720/24p、 720/25p、720/30p、720/50p、720/60p、SD時は480/24p、480/30p、480/60i、576/25p、576/50iの撮影に対応する。

また、VFR(バリアブル・フレームレート)機能によるスロー/クイックモーション撮影(1080時:1〜30fps、720時:1〜60fps)も可能。シネライクガンマなど、豊かな階調表現ができる7モードガンマも搭載しており、VFRとあわせてシネライクな映像制作が行えるとしている。

さらにフォーカス関連機能を強化。マニュアルフォーカス操作時の「EXPAND(拡大)」表示に加え、合焦している被写体のエッジを赤く表示する「フォーカス・イン・レッド」や、高速自動フォーカスが可能な「ターボ・ワンプッシュAF」などのフォーカスアシスト機能を追加した。

また、近日発売予定のVITEC社製の新プロキシレコーダー「FOCUS FS-P250」に対応予定で、プロキシ映像の記録とワイヤレス接続をサポート。肩載せ型の「AJ-HPX3100G」と同様にワイヤレスによるプロキシビューイングが可能となる。

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