ヤマハ、シアターラック“POLYPHONY”の新モデル「YRS-1200」

ヤマハは、シアターラック“POLYPHONY”シリーズの新モデル「YRS-1200」を6月に発売する。価格はオープンだが、13万円前後での実売が予想される。カラーはアーバンブラウン。

同社のフロントサラウンドシステムYSPを内蔵し、高音質化を図るシアターラック。横幅は1,200mmで、50V型までのテレビを設置できる。従来モデルでは背面が開放タイプとなっていたが、本機は全面に背板が設けられた。また前面にもガラス扉を追加し、さらにBDディスクなどのパッケージを約20枚収納できる引き出し部も設けた。壁にぴったり寄せて設置できる「壁ピタ」デザインも採用している。

オーディオ部などの基本使用は、従来モデル「YRS-1100（関連ニュース）」と同一で、ドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audioのデコードに対応。音のビームを壁面反射させる「サウンドビーム」技術によって、7.1chサラウンド音場を再生する。シネマDSPも搭載している。総合最大出力は232W。

HDMI入力は3系統を装備。HDMIリンク機能により、本機とテレビ、レコーダーをHDIMケーブルで接続すれば、テレビのリモコンで本機の電源ON/OFFや音量調整、入力切替が行える。本機より、新たにLGエレクトロニクス製のテレビとの連携にも対応した。

そのほか、別売のiPod用ユニバーサルドック「YDS-12」や、iPod 用ワイヤレスシステム「YID-W10」を接続できる専用ドックポートも備えている。

消費電力は通常時が42W、HDMIコントロールOFF時が0.5W以下。

【問い合わせ先】
ヤマハ お客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-011-808
TEL/053-460-340