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新会社「ETスクウェア」が運営

トヨタグループが自動車向け音楽配信「music-Chef」を開始 − 専用Androidタブレットも

2011/10/14 ファイル・ウェブ編集部
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トヨタグループの豊田通商(株)と豊通エレクトロニクス(株)、(株)イーライセンスの3社は、10月1日に共同で設立した(株)ETスクウェア社を通し、自動車向けの音楽配信サービスを開始する。

音楽配信サービスの名称は「music-Chef」で、10月19日にスタートする。Android搭載機器に専用アプリをダウンロードし、使用する。将来的にはiOSにも対応させる予定だ。

利用イメージ

music-Chefに用意されている楽曲は50万曲以上で、ストリーミング配信される音声フォーマットはAAC。ビットレートは96kbps。

特徴的なのは、GPSの位置情報や日時情報を用い、場所や走行状況などから、ピッタリの楽曲を推薦する機能を備えていること。また楽曲を推薦するシェフがいて、シェフが選んだ楽曲を聴くことができる。現在のシェフはVERBAL、MINMI、小林克也、はるな愛、デーブ・スペクター、道端アンジェリカ、文化放送、ニッポン放送。

料金体系も特徴的で、ドライブにあわせた価格設定となっている。1泊2日が350円、7泊8日が600円。そのほか、30泊31日のコースも1,000円で提供する。

■Android 3.2端末「レリビィ」も発売

また本サービスにあわせ、Android 3.2を搭載したタブレット端末「レリビィ」も10月19日に発売される。価格はオープン。当初はCDショップで販売を行う。

Android 3.2を搭載したタブレット端末「レリビィ」

ディスプレイは7インチ、1,024×600ドットで、表面にはゴリラガラスを採用。プロセッサーはTegra 2の1GHzで、RAMは1GB。内部フラッシュストレージは8GB。

GPSやデジタルコンパス、加速度センサー、近接センサー、照度センサーを装備。microSDスロットやmicroUSB、microHDMI端子も備える。また5メガピクセルの背面カメラ、2メガピクセルのフロントカメラも内蔵している。

通信機能はIEEE802.11b/g/nに対応。Bluetooth 2.1+EDRも利用できる。

外形寸法は195W×122H×11.92Dmm、質量は380g。ダッシュボードに取り付けられる専用カーキットも付属する。

なお本端末ではmusic-Chefを月額継続課金で使用することも可能で、月額料金は1,000円。

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