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約95%が地デジ化対応済み

地デジ満足度が50%越え − メディアインタラクティブが調査結果を発表

2011/08/26 ファイル・ウェブ編集部
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(株)メディアインタラクティブは、独自に実施した「地デジに関する行動調査」について、7月24日に一部地域を除いて実施された地上デジタル放送移行に関連して、全国の家族を持つ男女524名を対象に行った調査結果を発表した。

今回の調査は2011年8月10日から11日まで、2日間にインターネットで実施された。回答対象は、全国の既婚で子供がいる30〜49歳の男女524名。

自宅テレビの地上デジタル放送対応については、およそ「95%」が対応済みと回答した一方で、残りの4.6%に上る「対応していない」回答者については、対応の予定を「すぐにでも」と回答した数は少なく、45.8%が未検討であることがわかったという。その理由については「移行にかかる費用負担」の懸念や、デジアナ変換により「まだ見られるから」などの意見が多くあったという。

地上デジタルへの移行対策を始めた時期については、「2009年以降」が最も多く、テレビそのものを買い換えたという回答が9割弱と圧倒数に上ったという。また、地デジ対策においてカーナビやPCでの受信対策が見落とされがちであり、未だ移行の対策が遅れていることもわかった。地デジ移行に伴う、テレビを含む受信機の数の増減についてはほぼ変化がなかったという。

地デジ移行による消費者からの問い合わせ窓口となっていた「総務省デジサポセンター」の認知度については、ほぼ大多数が問い合わせをしていなく、3割以上が認知をしていなかったことも明らかになった。

またデジタル放送自体への満足度に関する質問については、「満足」の回答が50.6%、「不満」の回答が14.4%となった。満足の理由で多かったのが「映像が綺麗」「地域情報などがすぐに得られる」「dボタンが面白い」など。不満という意見については「費用負担を強制された」「特に変化がないのに手間がかかった」などが多く上がった。

本調査の結果は「アイリサーチ(http://www.i-research.jp/)」のサイトからPDFファイルをダウンロードすることができる。

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