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32bitハイサンプリング処理機能なども搭載

Pioneer Europe、DTS Neo:Xに対応したAVアンプ「SC-LX85」「SC-LX75」など発売

2011/06/10 ファイル・ウェブ編集部
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Pioneer Europeは、「SC-LX85」などハイエンドAVアンプ4機種を発表した。ラインナップは下記の通り。先日日本での発売がアナウンスされた「VSA-LX55」のヨーロッパモデルも登場している。

9月発売予定
■SC-LX85
■SC-LX75

7月発売予定
■VSX-LX55
■VSX-2021


VSX-LX55

SC-LX85の背面部
いずれのモデルもAirPlayに対応(VSX-2021のみオプションで対応)。Made for iPod/iPhone/iPadにも準拠している。またDLNA 1.5にも準拠し、192kHz/24bit対応ソースの再生も可能だ。曲をシェアして楽しめる「Air Jam」、操作をサポートする「AVナビゲーター」、iOSアプリ「iControlAV2」での操作にも対応している。

「SC-LX85」「SC-LX75」はアナログクラスDアンプ「ダイレクトエナジーHDアンプ」の第4世代を搭載。AIR Studiosによる音質チューニングも施している。デコーダーはドルビーTrueHD、DTS-HD MA、ドルビープロロジックIIzに加え、DTS Neo:Xにも対応している。

また「Hi-bit32/Hi-Sampling Audio Processing」を搭載。16ビットや24ビットの音声を、業界で初めて32ビットに拡張処理することを実現したほか、ハイサンプリング処理も行うことで、再生帯域の拡張を同時に行っている。

さらに新しいDACフィルターを搭載し、ソフトでウォームな「slow」、ソリッドでタイトな「sharp」、スピード感ある「short」の3つのサウンドキャラクターを楽しむことができる。

日本で発売しているモデルでは登場していない機能では「サウンドレトリバー リンク」に対応。MP3などの圧縮音源を、対応AVアンプとHDMIで接続したパイオニアの新世代BDプレーヤーで再生した際、元々のファイルフォーマットの情報にアクセスし、サウンドレトリバーエンジンにより音楽データを補間できるというものだ。

SC-LX85の出力は総合810W/9chで、THX Ultra 2 Plusに準拠。SC-LX75の出力は総合720W/9chで、THX select 2 Plusに準拠している。

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