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SD収録やレンズ交換にも対応

ビクター、SDHCメモリーカードへの2枚同時記録に対応した業務用ビデオカメラを発売

2011/02/08 ファイル・ウェブ編集部
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ビクター・JVCは、SDHCメモリーカードへの2枚同時記録を実現した業務用ビデオカメラ「GY-HM750」を2月下旬に発売する。


GY-HM750
価格はオープンだが、924,000円前後での販売が予想される。撮像素子は1/3型プログレッシブ3CCD。キヤノン製14倍のHDレンズを標準装備し、バヨネット方式のレンズ交換にも対応したことで、シーンに合わせた撮影が可能だ。バッテリーもIDX社など、業務用バッテリーも使用可能だ。

キヤノン製14倍 HDレンズを標準装備

LCDモニターは4.3型 800×480画素

本機は2枚のSDHCメモリーカードへの同時記録に対応した点が前モデルの「GY-HM700」から進化したポイントのひとつ。MPEG-2エンコーダーを内蔵し、35MbpsのHD画質記録が可能なHQモードでは1920×1080/60i・24p記録などに対応。標準画質のSPモードは25Mbpsの1440×1080/60i・24p記録など、19Mbpsの1280×720/60p・24p記録などが選べる。SPモードまではMP4/MOVフォーマットになる。またSD画質のDVモードでの記録にも対応しており、ビットレートは25Mbpsで、16対9、4対3の選択が可能。ファイルフォーマットはAVI/MOVに対応する。編集環境の画質やファイル形式に合わせて選ぶことが可能だ。また別売のS×Sメモリーカードレコーダー「KA-MR100G」を装着することで、S×SメモリーカードにMP4記録が行える。オーディオ記録フォーマットはリニアPCM、48kHz/16bit。

SDカードスロットをダブルで搭載

映像ファイルの記録フォーマットにApple社のQuickTime(for Final Cut Pro)を採用し、SDHCメモリーカードへのダイレクト記録を実現した。これにより、業務用HD映像制作の現場に広く普及しているアプリケーション「Final Cut Pro」との連携性能を高め、コーデック変換やファイルのラッピング変換なしにダイレクトに読み込みができ、画質劣化のないワークフローが実現できるようになるという。またWindows系の業務用ノンリニア編集システムに対応するMP4ファイルフォーマットや、SD用AVIファイルフォーマットも選択が可能だ。

撮影スタイルは安定感に優れたコンパクトショルダースタイルを採用。約3.6kgとハンドヘルド機と変わらない質量を実現しながら、より安定した撮影を実現している。ホールド感を高めるスピーカー兼用のイヤーパッドを搭載している。

ホールド感を高めるスピーカー兼用のイヤーパッドを搭載。モニタリング時はビューファインダーをのぞきながら撮影できる

その他、GY-HM700から進化した点はPreRec時間がHM700の3秒から、本機では最長20秒に伸びた。RECボタンを押す前の20秒を記録でき、撮り逃しを防げる機能となる。色温度のプリセットはHM700の2種類から9種類に増え、2種類のプリセット値をワンタッチで選択できるようになった。また1440×1080/60i記録時はMOVファイルのみに対応していたが、本機からはMP4ファイルもサポートする。IDXバッテリー使用時の残量時間表示も対応する。


【問い合わせ先】
ビクター お客様ご相談センター
TEL/0120-27828-17

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルメモリームービー
  • ブランドVICTOR
  • 型番GY-HM750
  • 発売日2011年2月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格924,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1/3型プログレッシブCCD×3 ●記録メディア:SDHCメモリーカード ●消費電力:約24W ●外形寸法:231W×243H×514Dmm ●質量:約3.6kg