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その他撮影時の操作性を改善

ソニー、デジタル一眼“NEX”シリーズのファーム更新を実施 − Aマウントレンズ使用時のAF対応を実現

公開日 2010/09/22 14:19 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは6月に発売した“α”シリーズのミラーレスデジタル一眼カメラ「NEX-5」「NEX-3」について、機能強化を盛り込んだファームウェア更新を10月中旬に実施する。


NEX-5

NEX-3
今回10月中旬に公開が予定されている新しいファームウェアを導入することにより、「NEX-5」「NEX-3」の両モデルで以下の機能が利用できるようになる。

1.マウントアダプター「LA-EA1」使用時のオートフォーカス対応

両機ともにレンズマウントは独自の「Eマウント」方式を採用しているが、オプションとして販売されているマウントアダプター「LA-EA1」を利用することで、本機以外のソニー製レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ“α”シリーズなどが採用する「Aマウント」方式のレンズを使った撮影が楽しめるようになる。これまではフォーカスはマニュアルのみの対応となっていたが、新しいファームウェアに更新することで、マウントアダプターを介して、すべてのSSM/SAM搭載Aマウントレンズでオートフォーカスが利用できるようになる。


2.キー操作の操作性能を向上

本体背面にレイアウトされた各キーによる操作性能が向上される。よく使用するモードや機能を「ソフトキーB」「ソフトキーC」のそれぞれに割り当てることができ、ボタンを押すだけでスピーディーに設定が変更できる。なおカスタム機能は露出モードをP/A/S/Mに設定している際に利用可能だ。


また、メニュー画面操作時に第二階層の最上段から最下段、最下段から最上段へのカーソルの回り込みが可能になるほか、最後にカーソルがあたっていた項目をラストカーソルとして記憶させたり、ラストカーソル位置をユーザーが任意に設定できる機能も追加される。


3.動画の絞り対応

「iAutoモード(おまかせオート撮影)+背景ぼかしコントロール」、および「絞り優先モード」において、直前の絞り値をキープしたまま動画撮影が可能になる。また、録画中もモニターに絞り値を表示できるようになり、「背景ぼかしコントロール」、または「絞り優先モード」であることが画面の左上に表示されるようになる。


4.MFアシストの拡大初期位置の変更

MFアシスト機能を使用時に、アップグレード前はいったん任意の場所に拡大位置を変更しても、MFアシストをやり直すと常に中央に拡大位置が戻ってしまう仕様だった。アップグレード後は任意の位置を記憶したままMFアシストが利用できるようになる。なお拡大位置はパワーセーブ/パワーオフで再度中央にリセットされる。また、MFアシストの有効時間設定のメニューが「切/2秒/5秒/無制限」から選べるようになる。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
買い物相談窓口
TEL/0120-777-886

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