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上位メーカーは軒並み堅調

ディスプレイサーチ、第2四半期の世界テレビシェアを発表 − ソニーとパナソニックがシェア伸ばす

公開日 2010/09/01 18:23 ファイル・ウェブ編集部
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米ディスプレイサーチは、2010年第2四半期の薄型テレビの出荷状況を発表した。

それによると、期間中のグローバル出荷台数は前年同期比で26%増加。第1四半期と比べても2%増えた。だが、北米市場では第1四半期に比べ3%出荷が落ち、中国市場も昨年に比べ成長ペースが鈍っているという。

日本市場は前年同期比で56%増で、もっとも成長した地域となった。エコポイント制度の延長が、さらに省エネなモデルへの買い替えを促したと同社では分析している。

また、LEDバックライト搭載の液晶テレビも伸長。今年第1四半期の構成比率は8%未満だったが、第2四半期には18%近くになったという。

また、グローバルのブランド別シェアでは、サムスンが24.4%のシェアを獲得し、第1四半期に続いて首位となった。サムスンは第1四半期から2%以上シェアを伸ばしていることも見逃せない。

2010年のグローバル ブランド別シェア

2位にはLG電子が入り、シェアは第1四半期と同じ14.1%だった。対前年比の成長率は34%で、主要メーカー中最も高かった。

3位はソニー。第1四半期の10.1%から第2四半期は12.8%にシェアを高め、四半期ベースの成長率は39%と検討した。また4位はパナソニックで9.0%、5位にはシャープで6.4%となり、日本メーカーが3位から5位に入った恰好だ。ソニーとパナソニックはいずれも第1四半期に比べてシェアを伸ばしており、下位メーカーからシェアを奪ったものと思われる。

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