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地デジ受信機は累計8,000万台を突破

JEITA、6月の地デジ受信機と民生用電子機器の国内出荷実績を発表

公開日 2010/07/22 17:55 ファイル・ウェブ編集部
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(社)電子情報技術産業協会(JEITA)は、2010年6月度の地上デジタル放送受信機国内出荷実績と民生用電子機器国内出荷実績を発表した。

■地デジ受信機出荷実績 - 累計8,000万台を突破

地上デジタル放送受信機全体の6月出荷実績は241万2,000台となった。内訳はテレビ受信機が162万2,000台、チューナーが9万2,000台、STBが15万9,000台、DVDレコーダーが8万7,000台、BDレコーダーが30万3,000台、地上デジタルチューナー内蔵PCが14万8,000台。

地上デジタルテレビ放送受信機器国内出荷実績推移(台数)

前年同月比で見ると、テレビ受信機は148.3%、チューナーは262.5%、STBは113.2%、DVDレコーダは95.6%、BDレコーダは132.9%、地上デジタルチューナ内蔵PCは370.9%。地上デジタル放送受信機器の出荷累計台数は8,000万台を超えて8,012万3,000台となった。

地上デジタルテレビについては、13ヶ月連続100万台を超えた。今回、テレビ受信機の出荷累計台数は5,000万台に達した。

また、6月のDVDレコーダとBDレコーダをあわせた地上デジタルチューナ搭載率は、99.7%。STB、DVDレコーダ、BDレコーダ、地上デジタルチューナ内蔵PCの地上デジタル放送受信機器全体に占める割合は28.9%だった。

■民生用電子機器出荷実績 - 出荷金額は11ヶ月連続でプラス

民生用電子機器の6月出荷金額は2,799億円、前年同月比110.1%と11ヶ月連続でプラスとなった。分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、2,022億円、前年同月比112.3%、13ヶ月連続プラスとなった。

民生用電子機器国内出荷実績(金額)

また、音声機器国内出荷金額は、124億円、前年同月比103.3%と2ヶ月ぶりにプラスとなった。カーAVC機器国内出荷金額は、653億円、前年同月比105.2%と9ヶ月連続でプラスとなった。

製品別の動向では、薄型テレビは162万2,000台、前年比147.9%と二桁増が続いている。サイズ別では、29V型以下が51万台(同 157.4%)、30〜36V型が57万4,000台(同154.6%)、37V型以上が53万8,000台(同134.1%)だった。

BDレコーダ/プレーヤは31万9,000台、前年比133.4%と引き続き好調に推移。内訳は、BDレコーダが30万3,000台(同132.9%)、BDプレーヤが1万6,000台(同144.0%)だった。DVDビデオは18万8,000台(同86.6%)と前年割れが続いているほか、ビデオ一体型カメラは13万台(同121.4%)と5ヶ月連続でプラスとなった。

ステレオセットは6万8,000台(同128.8%)と5ヶ月連続でプラスを記録。スピーカシステムも4万4,000台(同105.5%)と、6ヶ月連続でプラスとなった。

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