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スマートフォンやモバイル・インターネット機器など向け

日本TI、モバイル機器向けの新型オーディオ・コーデックとDACを発表

公開日 2010/05/13 15:02 ファイル・ウェブ編集部
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日本テキサス・インスツルメンツは、スマートフォンやモバイル・インターネット機器など向けの新型オーディオ・コーデックおよび新型D/Aコンバータを発表した。

発表されたのは、オーディオ・コーデックが「TLV320AIC3100」、「TLV320AIC3110」、「TLV320AIC3111」、「TLV320AIC3120」の4製品で、D/Aコンバータが「TLV320DAC3100」、「TLV320DAC3101」、「TLV320DAC3120」の3製品。1,000個受注時の単価(参考価格)は「TLV320AIC3100」が1.95ドル、「TLV320AIC3110」が2.25ドル、「TLV320AIC3111」が2.95ドル、「TLV320AIC3120」が2.25ドル、「TLV320DAC3100」が1.45ドル、「TLV320DAC3101」が1.75ドル、「TLV320DAC3120」が1.75ドル

最高2.5Wの出力電力を提供するClass-Dスピーカー・アンプを内蔵。このため、コーデックとスピーカー・アンプの間に必要となる複数の抵抗およびコンデンサを省略でき、ディスクリート構成の回路と比較して部品点数およびシステムのコストを低減できる。

また、アナログおよびデジタルのマイクロフォンをサポート。今回発表した製品群を使用してデジタル・マイクロフォンを実現する場合、競合製品と比較して、最高で10dB以上のシステム・レベルの雑音耐性を実現できるとしている。

加えて、コンシューマ向け電子機器で空間的なスイートスポットを拡大させる3D機能などの各種拡張オーディオ機能を実現可能。スピーカーの保護、音声のクリップや歪みの防止とともに、再生するオーディオを望む出力に自動的に調整するダイナミック・レンジ圧縮なども行える。

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