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年末年始特別企画

独断と偏見で選ぶ、2009年アクション映画BDソフト BEST10

公開日 2009/12/28 09:56 AVレビュー編集部:阿部
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2009年もあとわずかとなりました。身もポッケもお寒い今日この頃。こんな年越しは、コタツに入って酒を飲み飲みゆっくりするのが一番! というものですが、年末年始の薄型テレビから流れてくるのは、毎度おなじみの芸人さんばかり…。日々のお疲れはこんなもので吹き飛ぶ訳がありませんよね。

というわけで、ここでは2009年に発売された数ある映画ソフトの中から、AVレビュー編集部の(自称)映画好きが独断と偏見で選ぶ、気分爽快・単純明快・突っ込み所満載のお薦めアクション映画BDソフト ベスト10をご紹介します。レンタルするも良し、買ってしまうも良し。是非、年末年始のお伴として、肩の力を抜いてご鑑賞くださいませ。

■第10位『グラディエーター』

「打倒! 悪帝」のマキシマス将軍。まさに漢の中の漢ですな

第10位はアカデミー賞作品賞にも輝いた『グラディエーター』。

西暦180年、大ローマ帝国。皇帝から次期皇帝の座を約束された将軍マキシマス。ところが、それを許さない皇帝の息子コモドゥスは、皇帝とマキシマスの妻子を殺害し、新皇帝の座につく。全てを失ったマキシマスは奴隷剣闘士に身を落とし、ある決意を胸にコロッセウムに立つ。名誉や生き延びるためではなく、真の剣闘士・グラディエーターとなって新皇帝への復讐を果たすために…。

BDパッケージ化が待望されてきた9年前の名画が第10位にランクイン。リドリー・スコット監督ならではの映像美と迫力の戦闘シーンは、やはりハイビジョン・マスタークオリティ音声で楽しむに限りますね! BD盤は約15分の映像を追加したエクステンデッド・エディションとなっています。

なお、リドリー・スコット×ラッセル・クロウのコンビは現在『ROBIN HOOD』(http://www.apple.com/trailers/universal/robinhood/)を撮影中。全米公開は2010年、こちらも楽しみですね!

●BD『グラディエーター』仕様
ジェネオン・ユニバーサル GNXF-1070 ¥4,935
映像>MPEG4 AVC 音声>DTS-HDマスターオーディオ5.1ch
監督>リドリー・スコット 主演>ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス

■第9位『ジェイソン・ボーン・トリロジーBOX』

粘着質なジェイソン・ボーン。敵に回したくない人物ナンバーワンです

第9位はマット・デイモンちゃん主演のスパイ・アクション『ジェイソン・ボーン・トリロジーBOX』。

海上を漂っていた瀕死の男がイタリア漁船に救われる。語学に堪能で、自己を守るための武術と頭脳に優れている彼だったが、記憶を喪失し、自分の名前や経歴すら思い出せない。唯一残されていた銀行の名前と貸金庫の番号から、スイスへ赴いた。そこには“ジェイソン・ボーン”名義の身分証明書と他にさまざまな国籍のパスポート、大量の現金、拳銃が眠っていた…。そして、時を同じくして、アメリカではCIAが彼を抹殺する指令を出していたー。(『ボーン・アイデンティティー』)

記念すべきシリーズ第1作『ボーン・アイデンティティー』、続く続編『ボーン・スプレマシー』、シリーズ完結編の『ボーン・アルティメイタム』を1パッケージにした、ボーンマニア感涙のBDボックスが第9位。アクション色が強まった第2作と最終作の監督はポール・グリーングラス。彼の独特な撮影手法(手持ちのカメラ撮影なので画が揺れまくる!)で、リアルかつ緊迫感倍増のアクション作品に仕上がっています。大晦日の夜は無敵の男ジェイソン・ボーンの活躍を楽しむ「朝までジェイソン・ボーン祭」の開催をお薦め致します。

なお、ポール・グリーングラス×マット・デイモンの最新作『GREEN ZONE』(http://www.apple.com/trailers/universal/greenzone/)は2010年公開予定!

●BD『ジェイソン・ボーン・トリロジーBOX』仕様
ジェネオン・ユニバーサル GNXF-1028 ¥13,440
映像>VC-1 音声>英DTS-HDマスターオーディオ5.1ch
監督>ダグ・リーマン(『ボーン・アイデンティティー』)、ポール・グリーングラス(『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』) 主演>マット・デイモン

■第8位『007/慰めの報酬』

シリーズ史上初、ヒロインとは結ばれない真面目なボンドおじさん

第8位は主役も愚痴をこぼした程の激しいアクションが展開する『007/慰めの報酬』。

初めて愛した女・ヴェスパーを失ったジェームズ・ボンドは、ヴェスパーを操っていたミスター・ホワイトを尋問し、背後にいる組織の存在を知る。早速捜査のためにハイチへと跳び、知り合った美女カミーユを通じて、組織の幹部であるグリーンに接近。環境関連会社のCEOを務める男だが、裏ではボリビアの政府転覆と天然資源の支配を目論んでいるのだった。ボンドは復讐心を胸に秘めながら、グリーンの計画阻止に動くが…。

前作『カジノ・ロワイヤル』のエンディングの1時間後から始まる本作。宣伝文句の「シリーズ最大最高のアクション」に嘘偽りなし。シリーズ中、ここまでストイックなジェームズ・ボンドは異色、見たことがありません。アクションシーンの数々は見応え十分。アクション好きにはたまらない一本でしょう。

なお、第9位で紹介した『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』、第8位『007/慰めの報酬』のアクション監督はダン・ブラッドリー。少しアクションシーンが似てますね?

●BD『007/慰めの報酬』仕様
20世紀フォックス MGXA-39107 ¥4,935
映像>MPEG4 AVC 音声>英DTS-HDマスターオーディオ5.1ch
監督>マーク・フォスター 主演>ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ

■第7位『デアデビル ディレクターズ・カット』

ブルズアイを演じるコリン(・ファレル)ちゃんの怪演も素敵です

第7位は劇場公開版に大幅な修正が施された『デアデビル ディレクターズ・カット』。

盲目の弁護士、マット・マードックは二つの顔を持つ。昼は弁護士として弱者を助け、夜は正義の復讐者として、法の目が届かない巨悪を裁く。彼は少年時代の事故により、視力を失うが、超人的な感覚“レーダーセンス”が覚醒する。並外れた運動能力と格闘技を体得したマードックは、恐れを知らぬ男デアデビルと名乗り、ニューヨークの闇に潜む悪と対決する─!

まるで劇場公開版とは別モノ。ビックリする程に修正されたディレクターズ・カット版を観ずして、やはり『デアデビル』は語れませんよね。劇場公開版ではなく、従来DVDで”極道バージョン”として発売されていたディレクターズ・カット版がBDで登場したことに感謝感激。ありがとうFOX!

なお、悪役を務めたコリンちゃんが出演する『Dr.パルナサスの鏡』(http://www.parnassus.jp/index.html ヒース・レジャーの遺作になってしまいました)は2010年1月23日公開です。

●BD『デアデビル』仕様
20世紀フォックス FXXA-29051 ¥4,935
映像>MPEG4 AVC 音声>英DTS-HDマスターオーディオ5.1ch
監督>マーク・スティーヴン・ジョンソン 主演>ベン・アフレック、ジェニファー・ガーナー

次ページ続いて6位から4位までを一気にご紹介!

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