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音質向上技術も多数

ウォルフソン、DAPやヘッドホン向けの低消費電力オーディオデバイスを発表

公開日 2009/12/15 17:11 Phile-web編集部
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ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス(株)は、消費電力を抑えたポータブル機器向けのオーディオデバイス「WM8904」を発表した。

「WM8904」

同社のクラスWアンプ技術を搭載したヘッドホン出力を採用。音楽信号のレベルをトラッキングし、アダプティブ・デュアル・ドライブ・チャージ・ポンプを使用することで消費電力を最適化する。また、ヘッドホン出力に使用する大型のDCブロッキングコンデンサーが不要なことから、省スペース化と低音の品位向上も実現している。

さらにDACからヘッドホン出力への信号経路の消費電力をわずか4mWに抑え、ヘッドホンには各チャンネル最大30mWの出力を供給できるという。

さらに音質面でも、SilentSwtich技術を採用することで向上を図っている。特にポップ音とクリック音の抑制、電源立ち上げとミュートON/OFF時に発生するノイズの低減などが可能になっているという。

そのほか、ダイナミックレンジコントローラー(DRC)を搭載。録音モード時、再生時ともに、ダイナミックレンジを自動的に調整することで、感覚的なラウドネスを引き上げることができる。

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