HOME > ニュース > 三洋半導体、ポータブル機器の高画質化を実現するLSIを開発

バンディングやブロックノイズを抑える

三洋半導体、ポータブル機器の高画質化を実現するLSIを開発

2009/06/19 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

画質改善LSI“SDPIC”「LC749402BG」
三洋半導体(株)は、カーナビやポータブルテレビなど、ワンセグ放送受信可能な小型液晶表示デバイス向けの画質改善LSI“SDPIC”「LC749402BG」を開発。7月よりサンプル出荷を開始する。

本LSIは、独自のフィルタリングを用いた階調補正機能を搭載。グラデーションのバンディングなどを改善し、輪郭はシャープに保ったまま階調のみを補正することにより、滑らかで自然な画像を実現するという。

そのほか、ダイナミックγ補正、輪郭補正、色補正、ブロックノイズリダクションなどの画質改善機能を搭載。また、入力映像の輝度に応じてバックライト光量を自動制御。消費電力を約35%削減することが可能だ。

上記のような機能を、独自の低消費電力プロセス技術を用い1チップに搭載。メインコントローラと液晶パネルの間にアドオンすることで、メインコントローラへの負荷無しに画質改善を図れるという。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック