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ケータイと使える超小型プロジェクターも登場

KDDI、“ユーザーの暮らしをデザインする”新ブランド「iida」立ち上げ − 有名デザイナーと続々コラボ

公開日 2009/04/07 15:51 Phile-web編集部
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■心地よさを追求したナチュラルなケータイ“misora”

心地よさを追求したナチュラルなケータイ“misora”

デザインを手掛けた迎 義孝氏

misoraは「水」と「空」から作られた造語。Kom&Coのプロダクトデザイナー・迎 義孝氏による、シンプルで心地よいデザインを追求したモデルで、手に馴染む微妙なカーブや、ストレスを感じることのない操作感を追求している。製造メーカーは京セラ。カラーは雲をイメージしたホワイト、夕日に染まる空をイメージしたピンク、月明かりに照らされた夜の海をイメージしたブルーの3モデル。こちらは今夏発売を予定しており、詳細な仕様は未定となる。

シンプルを身上としたモデルのため、“NS”ブランドと同じくソフトウェアプラットフォーム“KCP+”は採用しないとのこと。そのため「LISMOなどの機能に対応しない可能性もある。価格もさほど高くならないのではないか」(同社説明員)とのことだ。

■Art Edition YAYOI KUSAMA − 水玉モチーフ炸裂の個性派モデル

現代アーティストとともに、携帯電話を現代アートに一変させる“Art Edition”プロジェクトのモデル。第一弾となる草間彌生氏とのコラボモデルは、今までにない細密な手作業や高度な印刷技術を駆使し、携帯電話では通常考えられない手間と時間をかけて制作されているという。端末は東芝製だが、詳細な使用は未定。価格や販売時期などについても未定だ。

*ドッツ・オブセッション、水玉で幸福いっぱい

「ドッツ・オブセッション、水玉で幸福いっぱい」。水玉と突起が大胆にちりばめられたインパクトあるデザインだ

1965年の作品「Infinity Mirror Room - Phalli's Field(or Floor Show)」をモチーフにした、携帯電話と箱形の置き台がセットになった作品。側面にはスコープが備えられ、そこから箱の中をのぞき込むと無限に広がるドットの世界が見えるしかけだ。携帯電話はドットと突起に埋め尽くされ、置き台に収納するとすっぽり一体化してしまう。こちらはエディションナンバーと、草間氏による直筆サイン入りで販売される。

ケータイを箱に入れるとこのように一体化

側面のスコープをのぞき込むと無限に広がるドットの世界


*私の犬のリンリン

背中を外したところにケータイを置くことができる。こちらには直筆サインも。

コラボした草間彌生氏

2004年の作品「Hi,konnichiwa(Hello!)」に登場した水玉犬・リンリンの背中に携帯電話が納まるオブジェ作品。背中の蓋を開けると、リンリンと同じショッキングピンク×白の水玉模様の携帯電話が現れる。こちらもエディションナンバーと、草間氏による直筆サイン入りで販売される。

ショッキングピンクの水玉犬リンリン。側面の四角い穴は充電コード挿入口だ

背面にはシリアルナンバーが入る


*宇宙へ行くときのハンドバッグ

ケータイをハンドバッグに見立てた「宇宙へ行くときのハンドバッグ」。小さくてかわいい。

こちらも背面にはシリアルナンバーが入る

1985年の「Handbag」を具現化したモデル。、携帯電話をハンドバッグに見立て、サイドに持ち手を取り付けいる。こちらはエディションナンバーが刻印される。

■充電コードがツタに変身?!自然がテーマの“AC Adapter MIDORI”

また、ユニークなACアダプターも登場した。海山俊亮氏デザインの“AC Adapter MIDORI”は充電コードに葉っぱがつき、まるでツタのよう。「緑が水を吸い込むようにケータイが電気を充電する」というコンセプトに基づいており、壁から垂らしたり床を這わせたりと、観葉植物のようにディスプレイすることができる。こちらは1,365円(税込)。

まるで植物のようなAC Adapter MIDORI

AC Adopter AO/SHIRO/MOMO/CHA

また、自然界の色をモチーフにしたAC Adopter AO/SHIRO/MOMO/CHAも発売。こちらはコードに葉っぱはついておらず、価格は1,050円(税込)となる。


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