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新開発の「EXILIMエンジン4.0」搭載

カシオ、動画の切り抜き合成ができるデジカメ2機種を発売

2009/01/15 Phile-web編集部
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カシオ計算機は、動画から動いている被写体を切り抜き、合成できる「ダイナミックフォト」を搭載したデジタルカメラ“EXILIM”2機種を1月23日から順次発売する。

2機種の概要は以下の通り。

・「EX-Z400」¥OPEN(予想実売価格3万円台後半)1月23日発売
・「EX-S12」¥OPEN(予想実売価格3万円台後半)2月下旬発売

EX-Z400(ゴールド)

EX-S12(ピンク)

EX-Z400は広角28ミリ・光学4倍ズームレンズを採用した有効画素数1210万画素のデジタルカメラ。3.0型の高精細液晶やCCDシフト方式の手ブレ補正を搭載。またフル充電で約550枚の撮影が可能。本体色はゴールド/ピンク/ブラウンの3色を用意する。

EX-S12は、Z400と同じ有効画素数1210万画素のCCDを採用しながら、94.2W×54.6H×14.9Dmm(最薄部13.8mm)のカードサイズを実現したコンパクトモデル。レンズは光学3倍、ディスプレイは2.7型ワイド液用を搭載する。ボディはステンレスを使用し高級感を高めた。本体カラーはシルバー/ピンク/グリーン/ブラックの4色。

両機種の最大の特徴は、撮影した動く被写体を切り抜いて、背景となる別の静止画に合成できる新機能「ダイナミックフォト」を採用したこと。被写体を切り抜くためには、まず通常の動画撮影を行った後、次に動く被写体を外した背景のみを撮影。すると、自動的に被写体を切り抜くことができる。切り抜いた被写体は、任意の背景写真に貼り付けることが可能。これで合成写真が完成する。なお動画撮影では、1280×720ピクセルの動画が撮影できるHDムービー機能も搭載している。

ダイナミックフォトの作例。こんな動画をかんたんに作れる

「ダイナミックフォト」は、両機種に搭載された新開発の「EXILIMエンジン4.0」の高速画像処理機能によって実現した。ダイナミックフォトだけでなく、夜景や逆光時の自動設定機能やトラッキングAFの追尾精度向上、また顔の肌表現をなめらかに整えるメイクアップ機能なども搭載している。

同エンジンはこのほかにも、色再現性や階調表現を高めるなど高画質化も実現。さらに従来比約30%の省電力化も達成した。

【問い合わせ先】
カシオ計算機
お客様相談室
TEL/03-3320-5365(デジタルカメラ専用)

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドCASIO
  • 型番EX-Z400
  • 発売日2009年1月23日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格3万円台後半)
【SPEC】●有効画素数:1210万画素 ●記録メディア:内蔵メモリー(35.7MB)/SDHCメモリーカード、SDメモリーカード ●レンズ:F2.6〜5.8、f28〜112mm(35mm換算) ●ズーム:光学4倍ズーム、デジタル4倍 ●液晶モニター:3.0型TFTカラー液晶 ●電源:専用リチウムイオン充電池(NP-40) ●外形寸法:96.9W×57.6H×23.0Dmm ●質量:約131g(本体)
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドCASIO
  • 型番EX-S12
  • 発売日2009年2月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格3万円台後半)
【SPEC】●有効画素数:1210万画素 ●記録メディア:内蔵メモリー(35.2MB)/SDHCメモリーカード、SDメモリーカード ●レンズ:F2.8〜5.3、f36〜108mm(35mm換算) ●ズーム:光学3倍ズーム、デジタル4倍 ●液晶モニター:2.7型ワイドTFTカラー液晶 ●電源:専用リチウムイオン充電池(NP-60) ●外形寸法:94.2W×54.6H×14.9Dmm ●質量:約112g(本体)