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生録イベントが目玉

「A&Vフェスタ2009」が2月21日から3日間開催

公開日 2008/11/21 19:08 Phile-web編集部
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■A&Vフェスタ2009は生録イベントが目玉 − 校條氏が会見

今年は「A&Vフェスタ2008」では実行委員として携わってきた校條氏だが、「2009」は同氏が日本オーディオ協会会長に就任して初めてとなるA&Vフェスタ。例年新しい取り組みをアピールしてきた同協会だが、本日の発表会は校條氏の本イベントにかける想いや、A&Vフェスタを通して業界に新たな風を吹き込みたいという意気込みを感じられる会見となり、どのような内容になるのか期待がつのる。


(社)日本オーディオ協会 会長の校條亮治氏
校條氏はまず日本オーディオ協会 会長としての活動を報告。「今年の8月以降からメーカーや諸団体に関係者に会い、オーディオ業界の今後や、日本オーディオ協会の活動をどうすべきかについて御意見を頂戴してきた。AV業界を活性化しお役に立てる活動ができればと思っている」と語る。

また昨今のAV市場についても言及し「7月までの国内市場は順調だったが、7月以降、北京五輪がいささか不発に終わり、また金融危機の影響により状況は一変してしまった。金融危機はとりわけ米国の大型ディスプレイ、ホームシアターシステムを中心に影響がでている」と厳しい状況を説明。

その一方で、サラウンド内蔵システムが好調なホームシアターや、製品カテゴリ別にみるとAV機器の売り上げの45%を占めるデジタルオーディオプレーヤー(DAP)といった分野は伸張しており、新たな側面もみえてきたと見解を述べる。また「感性価値創造こそが日本の産業を復興させる。感動の体験が新しい市場を切り開くと考えている」とし、感性を刺激し本来のオーディオの楽しさを訴求する活動を行っていくことを述べた。

これらの考えに基づき、A&Vフェスタ2009は、「感動体験の場」「ピュアオーディオからホームシアターを体験できる場」「携帯オーディオとホームオーディオの融合を体験できる場」「プロとマニアのこだわり、ビギナーの憧れを癒合できる場」という4つのテーマで構成される。

また新たな取り組みとして、流通との連携や生録イベントの開催に挑む。流通の連携は、オーディオの啓発普及、業界や市場の活性化を目的に連動に取り組むもので、具体的には、協賛販売店の売り場でチャンスカードを配布し、チャンスカードをA&Vフェスタの会場へ持参した来場者を対象に抽選で2,000円分の音楽ギフトカードなどが当たるという企画を実施する。生録イベントは、オーディオの楽しみのひとつとしての健全な生録文化の普及、啓発を進めるために開催するものとして力を入れて展開していく。

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