【ダビング10緊急検証(1)】まずはDMR-BW900で10回ダビングに挑戦

2008年07月04日
本日7月4日午前4時、デジタル放送からBD/DVDなどへのダビング制限を従来の1回から10回に緩和する「ダビング10」が開始された。従来適用されてきた「コピーワンス」の制限については筆者も何度か取り上げてきたが、北京五輪を1ヶ月後に控えたこのタイミングで実現されたことをまずは歓迎したい。

今回はこのダビング10の対応状況を各社レコーダーで速攻チェックした。ダビング10の開始する午前4時から待機してダビング10の検証に臨んだ。

パナソニックの検証はBD DIGAのDMR-BW900を用意。バージョンアップは地デジ、BSデジタルを受信できる状態にしておいたところ、7月3日の時点でいつのまにか対応となっていた

東芝の検証にはRD-X7を用意。検証用サンプルに付属していたディスクでバージョンアップを実施した


ソニーの検証はBDレコーダーのBDZ-X90を用意。地デジ、BSデジタルを受信できる状態にしておいたが、7月3日の23時50分ごろの更新では非対応。しかし7月4日8時半ごろの更新で対応となった
ダビング10の改善内容について簡単におさらいしておこう。ダビング10は従来1回のコピー(ムーブ)しか認められていなかったデジタル放送の録画番組を、最大10回まで残せるようにする著作権保護の新ルール。デジタルレコーダーには新たにダビングの回数カウント機能が必要になるが、内蔵HDDに録画した番組を9回までダビング、10回目でムーブと、利便性が大幅に向上する。

それでは早速、最新のレコーダーの「ダビング10」対応状況をチェックしてみよう。


ダビング10開始前のEPG画面。「デジタル1COPY」という表記だった

ダビング10開始後は「コピー制限」。ダビング10と表記しないのは、BDへの直接録画などHDD録画以外は例外となるため


ダビング10開始後に地デジ、BSデジタルの全チャンネルを録画してスタート状況をチェック。地デジ011(NHK総合)〜041(日テレ)は当然ダビング10

地デジ051(テレ朝)〜081(フジ)、BS101(BS1)〜151(BS朝日)もダビング10を確認


BS161(BS-i)〜BS181(BSフジ)もダビング10。BS191(WOWOW)とBS200(スターチャンネルHV)はコピーワンス、BS211(BS11)とBS222(BS12)はダビング10
●DMR-BW900で10回ダビングに挑戦!

DMR-BW900は、放送波からのダウンロードによっていち早くダビング10の対応を果たしていた。今回はとりあえずダビング10の名前の通り、1回録画した番組を10回ダビングに挑戦してみた。DMR-BW900はBDメディアのほかにDVD-RへのVR保存、さらにHD画質で保存するAVCRECも使える。互換性を考えてメディアを使い分ける活用法も考えられるはずだ。


これがダビング10開始直後の状態。リストに10回の表示が新たに加えられた

ダビングの実行画面は特に変化なし。今回はBD-REに高速ダビングを実行した


ダビング後は実行するたびに回数表記が減っていく

とりあえず10回ダビングしてみようとダビングを実行。これが6回実行した状態


1枚のディスクにひたすらダビングを繰り返した。ちなみに1層25GBに「めざにゅ〜」は8個まで入った

これがダビング9回実行した状態。残り1回になるとアイコンはダビング10開始前と同じものに戻り、ムーブが実行される


25GBのBD2枚を使いダビング10の検証完了。10回ダビングが終わった頃には午前5時半を回っていた
(折原一也)

筆者プロフィール
埼玉県出身。コンピューター系出版社編集職を経た後、フリーライターとして雑誌・ムック等に寄稿し、現在はデジタル家電をはじめとするAVに活動フィールドを移す。PCテクノロジーをベースとしたデジタル機器に精通し、AV/PCを問わず実用性を追求しながら両者を使い分ける実践派。

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