<CEATEC2007:パイオニア>KUROシアターで漆黒の闇を体感 − SUSANO実機展示も

2007年10月02日

パイオニアブースの外観
パイオニアブースで最大の目玉となるのは、やはりプラズマテレビ“KURO”の展示だ。ブースの正面には生演奏をまじえてKUROシステムのアピールが行われていたほか、内部にはKUROを体感できる特設シアタールームも設置。アンケートに答えることで、Tシャツなどをプレゼントするキャンペーンも行われていた。

リビングモードやフルデジタル画像処理回路といった KUROの新しい訴求ポイントについては、同社従来製品との比較デモも行われていた。

KUROの映像を間近で体験できる

KURO(右)と従来モデルの画質比較も実施

また、KUROとの組み合わせに最適なBDプレーヤー「BDP-LX80」や、昨日発表されたばかりのフラグシップAVアンプ“SUSANO”「SC-LX90」(関連ニュース)も展示。SC-LX90は、上段にセレクター/プリ部、下段にパワーアンプ部を設置する構造だが、それぞれの内部構造が確認できるスケルトンモデルも展示されていた。さらに、LX90のフロントに設置された5.1インチの液晶ディスプレイも、実際の表示を見ることができた。GUIや画質については、まだ試作段階と言うことで、やや映像がギラついて見えたが、発売時には改善されるという。さらに同社説明員から、「有機ELの採用も検討したが、コスト的に折り合わず液晶にした」という話も聞くことができた。

SC-LX90

SC-LX90のリモコン


上段プリ部の内部構造

下段パワーアンプ部の内部構造

スピーカーでは、S-EXシリーズのカットモデルが置かれていたほか、TAD Reference Oneも展示。TADについてはブース2階に試聴室を設け、実際の音を体験することができる。

TAD Reference Oneも展示

技術展示も非常に充実していた。まず、三菱化学メディアと共同で開発した、BD-R LTHタイプディスクと対応ドライブを出展(関連ニュース)。ドライブの製品化/発売時期は現段階で未定とのことだが、安価なメディア発売が期待される新規格だけに、早期の市場投入が望まれる。

BD-R LTHタイプの対応ドライブ

また、HDMIやUSB、RS-232C、アナログオーディオなどの各種信号を、光ファイバーに重畳して伝送する、光伝送システムも参考出展された。HDMIを光信号に変換するシステムは他社にもあるが、そのほかの信号も同時に伝送するのは珍しい試みだ。光ファイバーは最長300mまで引き延ばすことができるという。

HDMIや各種信号を光ファイバーで伝送するシステム

さらに、暗所での撮影を可能にする、HEED冷陰極HARP撮像板も展示。同社が毎年CEATECで展示しているもので、NHKや浜松ホトニクスと共同開発し、NHKですでに使われているものだが、今年は画素サイズを昨年の50ミクロンから20ミクロンに下げ、画素数を5万から30万に引き上げることに成功したという。解像度でいうと640×480で、SD画質相当となる。実際の撮影現場での採用がさらに増えることになりそうだ。

左が今回開発したHEED冷陰極HARP撮像板

同撮像板を採用したカメラによる撮影デモも行われていた

(Phile-web編集部)

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