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パイオニア、DSD出力対応の中級ユニバーサルプレーヤー「DV-800AV」を発売

公開日 2007/09/26 18:47
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DV-800AV
パイオニア(株)は、DVDビデオ、SACD、DVDオーディオなどの再生が可能なユニバーサルプレーヤー新モデル「DV-800AV」を10月下旬に発売する。価格はオープンだが70,000円前後での販売が予想される。

価格から分かるように、後述する様々な機能の充実だけでなく、シャーシや筐体の剛性などにもこだわった製品。実売7万円程度は、現在のDVDプレーヤーの価格からすると中級機と言っても良いだろう。

HDMI Ver1.2a端子を備え、480p映像を最大1080pまでアップスケーリングすることができる。480iの場合はダイレクトに出力する。また、SACDに記録されたDSD信号を、HDMI出力端子からビットストリーム出力することも可能。対応AVアンプと接続することで、SACDのマルチチャンネル音声をデジタル伝送することができる。

さらに、同社DVDプレーヤーとして初めて、HDMIコントロール機能に対応。同社の対応プラズマテレビやAVアンプ等とHDMIで接続することで、電源オン/オフが連動するほか、プラズマテレビのリモコンで本機を操作することができる。

アナログ映像出力端子は、RCAコンポーネント、D4端子、S2端子、ビデオ端子を各1系統ずつ装備。映像DACは216MHz/12bitとなる。なお、音声DACは、192MHz/24bitに対応したバーブラウン「PCM1796」を6チャンネル全てに搭載している。

対応する映像/音声フォーマットは数多い。映像では、DivX Ultra、DivX、WMVなどに対応。これらをアップスケーリングした映像は、従来はHDMI端子からの出力に限られていたが、今回はD端子からも出力できるようになった。また、音声では、WMA/MP3/MPEG4-AACを記録したCD-R/RWディスク再生ができるほか、新たに「DTS 96/24」のデコードに対応。対応AVアンプを持っていなくても、同フォーマットの音を楽しむことができる。

JPEG静止画の出力も行える。従来は再生時にVGA相当に画質を落としていたが、本機は「JPEG HD」に対応しており、より高画質で再生できる。

シャーシは、電気的なグラウンドとシールド性を強化し、フロント、リアパネルと一体となった「モノコックシャーシ」を採用。本体底面のスタビライジング・プレートをより厚く、重くすることで剛性を高めたほか、不要振動を抑えた新開発の「ダブルレイヤードシャーシ」なども採用し、ノイズ低減を図っている。

【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-22

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドPIONEER
  • 型番DV-800AV
  • 発売日2007年10月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)
【SPEC】●再生可能メディア:DVDビデオ、DVDオーディオ、SACD、
DVD±R/±RW、DVD±R DL、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW(音楽CDフォーマット、ビデオCDフォーマット、WMV/WMA/MPEG-4 AAC/MP3/JPEG/DivX Ultra/DivXファイル ●S/N :118 dB ●ダイナミックレンジ:108 dB ●出力端子:RCAコンポーネント1、D4端子1、S2端子1、ビデオ端子1、光デジタル音声1、同軸デジタル音声1、アナログ2ch音声1、アナログマルチch音声1 ●消費電力:14W ●外形寸法:420W×102H×314Dmm ●質量:5.3kg