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<大橋伸太郎のCEDIAレポート>シャープ、狭ベゼルのSLIM-LINEシリーズと21世紀構想を披露

公開日 2007/09/07 10:12
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SLIM-LINEの新製品D64Uシリーズを前世代機と比較。ベゼルは31%も細くなった。「25%細く、20%軽い」のがセールスポイント

記者発表会が行われたデンバー・ダウンタウンのイベント会場。工場を改装したような面白いイベントスペースである
シャープ(株)と現地法人シャープ・エレクトロニクス・マーケティング・カンパニー・オブ・アメリカ(米シャープ)は5日、コロラドコンヴェンションセンター近くのイベントスペースで記者発表会を行い、AQUOSの新しいSLIM-LINE(ベゼルを狭くしたシリーズ)D64Uシリーズの42V、46V、52V、65Vを発表。ブルーレイディスクプレーヤーBD-HP20Uをあわせて展示した。

また今回の発表会では、会場に第10世代マザーガラスを展示していた。米シャープ社長のマイケル・トロエッティ、シニアバイスプレジデントのボブ・スカグリオーネが登壇し、“Manufacturing complex for the 21stCentury”と題したビジネス新構想を披露した。


21世紀のシャープを語る米のトップ、Michel J.Troetti社長

Bob Scaglione上級副社長
新構想として発表されたのは、本年11月に着工、2010年3月に稼動予定の大阪府堺市の新工場(既報)。新工場がLCDの生産だけでなく、ソーラーセルプラントとの複合型工場であることをアメリカのディーラーに向けて説明し、21世紀のシャープの抱負を語った。

なお、D64Uシリーズの価格は以下の通り。
 ・LC-65D64U $8,999,99
 ・LC-52D64U $3,799.99
 ・LC-46D64U $2,699.99
 ・LC-42D64U $1,999.99

(大橋伸太郎)

筆者プロフィール
1956年神奈川県鎌倉市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。フジサンケイグループにて美術書、児童書を企画編集後、 (株)音元出版に入社、1990年『AV REVIEW』編集長、1998年にはホームシアター専門誌『ホームシアターファイル』を刊行した。2006年に評論家に転身。西洋美術、クラシックからロック、ジャズにいたる音楽、近・現代文学、高校時代からの趣味であるオーディオといった多分野にわたる知識を生かした評論活動を行っている。

[CEDIA2007REPORT]

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