パイオニア、“位相ズレ補正機能”を搭載したHDオーディオ対応AVアンプを発売

2007年08月02日

VSA-LX70

本日行われた発表会にも展示された
パイオニア(株)は、ドルビーTrueHDとDTS-HDマスターオーディオのデコーダーを搭載したAVアンプ「VSA-LX70」を10月上旬より発売する。価格は235,000円(税込)。

外観は先日発表された「VSA-AX1AH」(製品データベース)から大きく変化し、グロッシーブラックパネルを採用。同社プラズマディスプレイやBDプレーヤーとのデザインのマッチングを図ったデザインとなっている。

バージョン1.3a対応のHDMIは入力を4系統、出力を1系統を用意。ドルビーTrueHD/ドルビーデジタルプラス/DTS-HDマスターオーディオ/DTS-HD ハイレゾリューションオーディオのデコードに対応している。新たにディープカラーとリップシンクに対応したほか、CECにも対応し、同社プラズマテレビなどとの機能連動が可能となった。


フロントパネルオープン時

背面端子部
実用最大出力は220W/ch(6Ω時)、定格出力は140W(8Ω時)。音声DACにはバーブラウン製のDSD1791を採用し高音質化を図ったほか「THX SELECT 2」認定も取得している。

本機は補正機能を強化しており、新たにスピーカーの位相特性を自動で補正する「フルバンド・フェイズコントロール」機能を搭載。スピーカー内で生じるズレをアンプ内で測定・補正するほか、各スピーカー間の群遅延特性差も同時に補正することにより、低域だけでなく全帯域の遅延特性を補正することが可能だという。また、3次元自動音場補正システム「Advanced MCACC」も搭載。精度を向上させ、スピーカー距離測定の最小単位を従来の5cmから1cm間隔へとブラッシュアップした。


付属のリモコン
また、アナログビデオ信号を最大1080pまでアップスケーリングする「ビデオスケーラー」機能も新たに搭載。ビデオ回路にはファロージャ製のDCDiを採用し、I/P変換を可能とした。

DLNA規格に対応したネットワーク機能「Home Media Gallery」も新たに採用。USBメモリからの音楽再生が可能なほか、本機をLANネットワークと接続することで、DLNA対応PCに保存した音楽ファイルを再生することができる。再生可能ファイルはMP3/LPCM/WAV/WMA/AAC/FLACだ。

その他、左右2本のフロントスピーカーのみでサラウンド音場を生み出す「フロントサラウンド・アドバンス」機能を搭載するほか、圧縮の際に失われたデータを補正する「サウンドレトリバー」、部屋の大きさによって、変化する高域聴感特性を補正する「Xカーブ」などの高音質化技術を搭載している。

パワーアンプ部には「ダイレクト エナジー パワーエンジン」を搭載。ローインピーダンス化とモジュールの最小化により、音質に有害な不要輻射を低減させることが可能だ。さらに、全てのパーツがフレームに固定される独自の「3次元スペースフレーム」構造を採用し高い制振性を実現し、各回路間の干渉を抑えている。

【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-22

(Phile-web編集部)
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  • ブランドPIONEER
  • 型番VSA-LX70
  • 発売日2007年10月上旬
  • 価格¥235,000(税込)
【SPEC】●実用最大出力:全チャンネル220W(6Ω、JEITA、6Ω、サラウンド時) ●定格出力:140W+140W(20Hz〜20kHz、0.09%、8Ω) ●周波数特性:5Hz〜100kHz (+0dB/-3dB) ●ライン入力S/N比:103dB (IHF-A) ●音声入力端子:同軸デジタル2、光デジタル5、オーディオ4、オーディオ(AV系)7 ●映像入力端子:コンポジット7、S端子5、コンポーネント3、D4端子2 ●その他入力端子:HDMI4(音声再生可能)、USB1、iPod専用端子1、LAN端子(10BASE-T/100BASE-TX)1 ●音声出力端子:光デジタル2、オーディオ1、オーディオ(AV系)2(DVR/VCR1、DVR/VCR2)、プリアウト…フロントL/R、センター、サラウンドL/R、サラウンドバックL/R、サブウーファー出力1 ●映像出力端子:コンポジット4、S端子3、コンポーネント1(MONITOR)、D4端子1(MONITOR) ●その他端子:HDMI出力1、RS232C出力1、12Vトリガー出力1、SR入出力1 ●消費電力:380W ●外形寸法:420W×459H×187Dmm ●質量:17.0kg

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