この夏発売のHDMI1.3a対応AVアンプ16モデルを一斉比較

2007年07月04日
5月末から6月にかけて、HDMI1.3aに対応したAVアンプが各社から発表された。6月末時点で正式にリリースを発表しているブランドは、DENON、PIONEER、ONKYO、INTEGRAの4ブランドで、各ブランドともに複数の製品をラインナップしている。以下は、現在発表されているHDMI1.3a対応AVアンプ/AVプリアンプの一覧だ。

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ここで、HDMI1.3aの特徴を簡単におさらいしてみよう。

最新オーディオフォーマットのデコードに対応


デノンのフラグシップ機「AVP-A1HD」
HDMI1.3aは、Blu-ray DiscやHD DVDに収録された「ドルビーTrueHD」や「DTS-HD」といったロスレス系の最新オーディオフォーマットのビットストリーム信号を伝送できる。一覧で紹介した16機種のうち、デノン「AVC-2308」「AVC-1508」、パイオニア「VSA-1017AV」以外のモデルが同信号の入力に対応しており、ドルビーTrueHD、ドルビーデジタルプラス、DTS-HDマスターオーディオ、DTS-HDハイレゾリューションオーディオをデコードし、出力することが可能となっている。

なお、2007年6月末時点で、これらオーディオフォーマットのビットストリーム出力に対応したプレーヤーはまだ発売されていない。しかし、PIONEER EUROPEが「近い将来に対応プレーヤーの発売を検討中である」と発表している(関連記事)ことなどから、対応機器の登場は時間の問題と言えそうだ。

ディープカラー、xvYCC、1080pなど映像の出力性能にも注目

HDMI1.3aが伝送できる映像信号には、「ディープカラー」や「xvYCC」といった色深度や色空間に関する新たな情報が加わっている(関連記事)ほか、映像と音声をシンクロさせる「リップシンク」にも対応している。

また、HDMI1.3aと直接の関係はないが、ビデオアップスケーリング機能の有無も注目したい点だ。最近では、アナログ入力した映像信号を最大1080pまでアップスケーリングして出力できる機器も数多く登場している。また、ネットワーク機能の充実を図ったモデルも多く、LAN経由でPCやインターネットに接続し、オーディオデータやインターネットラジオの再生を可能にしている。

各モデルのさらなる詳細や視聴レポートは8月の「Phile-web月間特集」でお伝えする予定だ。

(Phile-web編集部)

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