パイオニア、東北パイオニアの完全子会社化へ株式の買い付けを開始

2007年05月15日
パイオニア(株)は、グループ企業の東北パイニア(株)の完全子会社化を目的とした同社株式の公開買付を5月15日から6月25日までの期間にかけて実施することを明らかにした。

現在パイオニアは東北パイオニアの株式について67.08%を取得しているが、今後6月25日までの公開買付期間の間に1株あたり2,210円の価格で買い付けを実施する。買付代金は147億5,900万円。

東北パイオニアは、これまでパイオニアグループの中でカースピーカー関連、オーディオアクセサリー関連、さらには有機ELディスプレイ関連における独自事業拡大を図ってきた。しかし、その後有機EL事業の次期主力として位置づけたアクティブマトリックス型有機ELディスプレイの量産化を断念したことにより、現状では親会社のパイオニア、および関連子会社向けの売上高がおよそ60%を占める状況となっていた。

パイオニアは、東北パイオニアの完全子会社化を実現した後、両社がともに行っているスピーカー事業の統合を行い、パイオニアが企画・販売、旧東北パイオニアが技術・生産を担当する体制を構築していく。また、スピーカーの製造・販売をオーディオ事業の中核をなす重要部門として、その体制づくりに取り組むとしている。

(Phile-web編集部)

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