ビクター、世界最大の110V型D-ILAリアプロを年内発売へ

2007年04月11日
日本ビクター(株)は、本日から東京ビッグサイトで行われている「Display 2007」の会場で、110V型と58V型のD-ILAプロジェクションテレビを公開。110V型は年内、58V型は今夏に、国内での発売を計画しているという。

同社説明員によると、民生用の薄型テレビとしては、110V型は世界最大の画面サイズとなる。価格は110V型、58V型ともに未定。いずれも“EXE”シリーズとして販売する。なお、58V型は既に米国で発売されており、米国での型番は「HD-58S998」、価格は3299.99ドルとなっている。

年内の発売を予定する110V型D-ILAリアプロ

リアルタイムに消費電力を表示していた

110V型、58V型のいずれも、同社独自開発の反射型液晶デバイス「D-ILA」を採用し、0.7インチパネルを3枚使用している。解像度は1,920×1,080。

なお、同社ではこの2モデルを「ハイブリッドプロジェクションテレビ」と表現している。「ディスプレイが高輝度かつ高コントラストで、PDPとLCDの良いとこ取りをしたことを表現している。プロジェクションテレビは、以前のCRT方式のイメージから、とかく“暗い”“視野角が狭い”などと思われがちだが、その印象を払拭したい」(同社説明員)。

110V型の奥行きは94cm。スクリーンは凸版印刷と共同で開発した高視野角タイプだ。消費電力は約220Wで、同社の40V型液晶テレビ「LT-40LH700」の261Wよりも低い。

58V型は、奥行き約27cmと薄型化を実現したところが特徴。画面フレームも幅が1cmと非常に細い。ちなみに、同社の液晶テレビ「LT-46LH800」やプラズマテレビ「PD-50DH50」はスタンドを含めると奥行きが30cmを超えており、同社では「液晶やプラズマより奥行きを取らない」と説明している。

今夏発売予定の58V型リアプロ

Display 2007のビクターブースでは、ほかに120フレーム表示のデモなども行われていた

この薄型化は、新開発した光学エンジンにより実現した。従来の屈折型レンズに加えて新たに凹面ミラーを組み合わせた独自の光学系を搭載。投射距離を従来比で約4割縮小したという。この光学エンジンには「スリムファンクション光学エンジン」という名称が付けられている。なお、消費電力は110V型と同じく220Wとなっている。

(Phile-web編集部)

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