<CES2007>東芝が新HD DVDプレーヤーとREGZA北米向け製品ラインナップを発表

2007年01月08日
CES2007プログラムの東芝プレスカンファレンスが1月7日午前、ラスベガス市内のVENETIAN/SANDSで開催された。

カンファレンスは、東芝アメリカ家電社社長の小坂明生氏のスピーチによって始まった。2006年には東芝がHD DVDを低価格で発売してきたことと、REGZAが北米で成功を収めていることを紹介。2007年にもJD DVDとREGZAのブランドを展開していくことを述べた。

東芝アメリカ家電社社長 小坂明生氏

カンファレンスはHD DVDとREGZAのHD対応製品の発表が行われた

●新HD DVDプレーヤーHD-A20を2007年春発売


東芝アメリカ家電社Digital A/V Group,VP Marketing Jodi Sally氏

HD DVDの持つ幅広い魅力を解説
HD DVDについてのスピーチは、Digital A/V Group,VP MarketingのJodi Sally氏によって行われた。スピーチでは、DVDからHD DVDにスムーズに移行できる互換性と、高画質な映像、音声の魅力を紹介。2006年には160近くのタイトルがリリースされたことを述べ、映画館なみの映像を出せるホームエンターテイメントのスタンダードであるとアピールした。

HD DVDプレイヤーで採用する映像処理回路HQV

音声DSPチップSHARKを解説


HD DVD対応のハードウェアは、第二世代のプレーヤーの売れ行きが好調であることに触れたことに続いて、新型のHD DVDプレーヤーHD-A20の発売をアナウンスした。これは薄型の筐体で1080pの出力に対応したモデルで、599ドルの価格で2007年春に発売される。第二世代HD-XA2とHD-A2の中間モデルとして追加され、東芝HD DVDプレーヤーは3モデルで展開されることになる。

2007年のHD DVDプレイヤーのラインナップ

ミドルレンジとして追加された新モデルHD-A20


●REGZA最上位モデルは57型でフルHD&残像軽減に対応

後半はTV Group VP,MarketingのScott Ramirez氏から液晶テレビREGZAのスピーチが行われた。

東芝アメリカ家電社TV Group,VP Marketing Scott Ramirez氏

薄型大画面TVの市場拡大を解説

スピーチでは北米における大型テレビの市場が順調に伸びていることを解説したのちに、REGZAの2007年モデルに搭載される各種の高画質化技術を紹介。これは日本向けのモデルでも搭載されている機能に改良が加えられたことに加えて、「ClearFrame(Anti Blur)」という技術の解説が行われている。

「PixelGear 3G」

「MPEG2-NR」


「DynaLight」

「ColorBurst」

「ClearFrame(Anti Blur)」は、いわゆる液晶の残像軽減機能の一つで、通常60Hzの画面表示を120Hzに倍速化。間に挿入するフレームは前後のフレームを参照して自動的に作られる。スピーチでは、同じ機能に相当する他社の方式との違いの解説も行われた。

「ClearFlame」の解説

最後には、REGZAの2007年北米向け製品ラインナップが発表された。詳細は写真に譲るが、最上位シリーズにあたるLX177シリーズは、1920×1080のフルHDパネルのほか残像軽減、3系統のHDMI入力(HDMI1.3、DeepColor対応)などの機能が揃う。サイズは42型、46型、52型、57型と大型で北米先行で発売されるなど日本での展開については触れられなかったが、発売されることになればハイエンド液晶として注目のモデルとなりそうだ。

REGZA HL67シリーズは720pパネルのエントリー

REGZA HL67シリーズにはDVDプレイヤー内蔵モデルもラインナップ

REGZA HL167シリーズはフルHDで残像軽減は非搭載


最後にキーノートスピーチ会場にて新モデルが披露された

REGZA HL177シリーズはフルHDで残像搭載

(折原一也)

ces2007

関連記事