HOME > ニュース > <CEATEC2006:UEI>ユニバーサルコントローラー「Nevo SL」を発表 − デノンが年末より国内の販売を開始

<CEATEC2006:UEI>ユニバーサルコントローラー「Nevo SL」を発表 − デノンが年末より国内の販売を開始

公開日 2006/10/03 21:10
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

Nevo SL(右)とNevo Link(左)
米UEI(Universal Electronics Inc.)社と(株)デノン コンシューマーマーケティングは本日のCEATEC会場で記者会見を行い、ユニバーサルコントローラー「Nevo」を年末に向けて国内市場に投入することを明らかにした。


Nevo SL(シルバー)

Nevo SL(ブラック)
今回はユニバーサルコントローラーの「Nevo SL」のほか、オプションとなるイーサーネット/IR変換 IRプラスターの「Nevo Link」が発売される。いずれもデノンが日本国内での販売取り扱い業務を行い、インストーラー向けの商品として12月より販売を開始する。価格についてはオープンとしており、各インストーラー経由の販売価格がそれぞれ設定される見込みだ。

UEIは米国カリフォルニアに本拠を構えるリモコンメーカー。リモコンの赤外線(IR)のデータ保有量では世界屈指のメーカーとして知られているが、日本国内への製品投入については今回が初めての機会となる。両社はこれまでにデノン製AVアンプの「AVC-4320」「AVC-3920」の各モデルにおいて、リモコンの開発で技術協力を行ってきた関係にある。


UEI社 Patrick Serrato氏
今回、UEIのブースで開催された記者発表会では、UEI社のPatrick Serrato氏が製品の特徴について説明を行った。

Nevo SLはAV機器の制御はもちろんのこと、家庭内LAN環境でのPC制御によるデジタルメディアコントロールが可能なユニバーサル・コントローラーだ。本体には2.4GHz(IEEE802.11b/g)のWiFiコントロールとIR(赤外線)コントロールの機能を搭載している。本機単体で様々な機器のコントロールが可能なほか、複数のアクションをマクロとしてプログラムすることも可能だ。


Nevo Linkの背面端子部

AV機器の傍らにNevo Linkを設置してコントロールが行える
オプションのNevo Linkは背面にイーサネット端子を搭載する。本機をLANケーブルで家庭内ネットワークに接続するとともに、AV機器の周辺に設置することにより、本機から送信されるIR信号から、例えば複数の部屋のAV機器をNevo SLとNevo Linkを使ってコントロールすることも可能だ。

その他に、本システムの使用例として想定される使い方は、複数の部屋のPCをNevo SLのWiFi信号で双方向制御し、各PCに保存されている動画や音楽コンテンツの再生や視聴を家庭内ネットワークの様々な場所で楽しむといったことが可能になる。


Nevo SLより家庭内LANのPCに保存したコンテンツを呼び出して再生ができる

付属のアプリケーション「NevoStudio」
付属のアプリケーション「NevoStudio」では、マクロの作成が可能なほか、Nevo SLのディスプレイに表示される壁紙イメージやキーレイアウトのカスタマイズなどができる。また、このカスタマイズ情報を記録して、WiFi経由、または本体搭載のUSB端子からケーブルでつないで他の機器で参照することもできる。

【問い合わせ先】
デノン
TEL/03-3553-5063

(Phile-web編集部)

ceatec2006report

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ブランドUNIVERSAL ELECTRONICS
  • 型番NEVO SL
  • 発売日2006年12月
  • 価格¥OPEN