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ヤマハ、ネットワーク機能やDAP連携機能を充実させたAVアンプを発売

2006/06/15
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DSP-N600
ヤマハ(株)は、パソコンや携帯オーディオプレーヤーとの連携機能やインターネットラジオの試聴機能を充実させた“ネットワークレシーバー”「DSP-N600」を7月下旬に発売する。価格は99,750円(税込)。

本機をホームネットワークにLAN経由で接続することにより、パソコン内の音楽ファイル再生やインターネットラジオの試聴が楽しめる。

Windows Media Connect2.0をインストールしたWindows XP搭載パソコンであれば、最大4台までアンプから音楽ファイルをブラウズし、再生することが可能だ。MP3/WMA/WAVファイルのステレオ音源が再生できる。DRM付ファイルの再生は不可。

インターネットラジオは全世界2,000局以上のラジオ局より、vTuner社のデータベースサービスを介してリストをオンスクリーン表示し、リモコンで簡単に選曲し試聴できる。

フロントパネルにはUSB端子を搭載し、携帯オーディオプレーヤーやUSBメモリー内に保存したMP3/WMA/WAVファイルの再生が手軽に楽しめる。iPodとの連携については、同社のユニバーサル・ドック「YDS-10」(関連ニュース)を専用コネクタに接続して楽しめる。付属のリモコンでオンスクリーン表示を確認しながらiPodのワイヤレス操作が可能だ。

6chパワーアンプには全回路を徹底してローインピーダンス化することによりスピーカーの駆動力を高める「ハイカレントアンプ・テクノロジー」を採用。全chに高精度バーブラウンDAC/ADCを搭載している。また電源部の強化や高音質設計を施すことにより、高品位でパワフルな音楽再生を実現している。

内蔵するミュージックエンハンサーは、MP3やWMAなど圧縮音源の高域拡張処理と低域強調処理を行い、デジタルオーディオソースの品質をさらに高める機能だ。オーディオプレーヤーやインターネットラジオをはじめ、MDやFM放送など様々なソースで使うことができる。

独自のDSP技術を活かした32種類のサラウンドプログラムを搭載する。また前方2本のスピーカーでサラウンドが楽しめるバーチャルシネマDSPや、夜でも快適なシアター鑑賞が楽しめるナイトリスニングモード、サイレントシネマなどを揃える。

TBC(タイムベースコレクター)内蔵のデジタルビデオアップコンバージョンも搭載。映像信号の種類を問わず、コンポーネント映像ケーブル1本でディスプレイへ接続ができる。

【問い合わせ先】
ヤマハ株式会社 AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808

<編集部の視点>
iPodをはじめとするデジタル・オーディオ・プレーヤーとAVアンプの連携機能に力を入れているヤマハだが、今回発表されたDSP-N600は“ネットワークレシーバー”のコンセプトネームを掲げ、同社の魅力的な次世代ホームネットワーク機器をつくろうとする意気込みを強く伝える製品だ。

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドYAMAHA
  • 型番DSP-N600
  • 発売日2006年7月下旬
  • 価格¥99,750(税込)
【SPEC】●定格出力:95W×6 ●入力端子:アナログ音声×1、マルチチャンネル×1、デジタル音声(光×1、同軸×1
)、コンポジット映像×4、S映像×3、コンポーネント映像×3、D4映像×3、iPodドック、USB、LAN ●出力端子:6ch8端子、サブウーファー×1、デジタル音声(光×1)、コンポジット映像×1、S映像×2、モニター×1、コンポーネント映像×1、D4映像×1 ●消費電力:250W ●外形寸法:435W×171H×393Dmm ●質量:11.7kg