HOME > ニュース > オンキヨー、MCJとの共同開発による「HDサウンドPC」を発売

オンキヨー、MCJとの共同開発による「HDサウンドPC」を発売

公開日 2006/04/25 18:17
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

EasyCube59HD
オンキヨー(株)は、(株)MCJとの共同開発による高音質パソコン「EasyCube59HD」を発表した。本機はオンキヨーがサウンド設計を全面的にサポートした「Sound by ONKYO」シリーズの第一弾製品としてMCJより発売される。

本機の発売は5月9日の20時よりMCJのインターネットサイトにて、5月10日11時よりMCJ電話通販窓口および直販サイトで受注を開始する。価格は税込で99,750円。CPU、メモリ、HDDなどの変更はできないが、周辺機器などの追加が可能だ。

オンキヨーはまた、今年の4月7日に発表した自社製のPCであるHDメディア・コンピューター「HDC-7」の販売に加え、HD高品質音楽配信サービス「e-onkyo music store」で配信している高音質コンテンツの再生環境を実現すべく、他のPCメーカーへの技術協力というかたちでもPC業界へ参入を進めていく。

本機はCPUにインテル Celeron D346(3.06GHz)、メモリにDDR 512MB PC-3200、250GBのハードディスクとDVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブを搭載する。搭載OSはWindows XP。オンキヨー製デスクトップスピーカー「GX-77M」をパッケージする。

本体はあえてパーツのカスタマイズを制限し、専用の制振・静音対策を施し、キューブ型のシャーシ構造に合わせた最適な音楽再生を実現している。

D/A変換時に発生するノイズを完全に除去する回路「VLSC (Vector Linear Shaping Circuitry)」の搭載により、SN比110dBまでノイズを低減している。また、サウンドカードとスピーカーなどを接続するケーブルも、RCAタイプの金メッキ端子を採用し、高いクオリティの音質伝送を可能にしている。

スピーカーシステム「GX-77M」には、オンキヨー独自の新技術であるTAS(Time Alignment System)を搭載する。全帯域で音源位置を一致させたTAS技術とダブルスリットダクトを採用することで、快適なサウンド環境を実現する。出力15W+15Wのアンプを内蔵しており、回路設計をシンプル&ストレート化することにより、入力信号を忠実に再現する。

フロント中央部には、コンパクトフラッシュ/スマートメディア/メモリースティック/SDメモリーカード/マルチメディアカード/マイクロドライブの読み込み・書き込みに対応したマルチカードリーダーを搭載する。

【問い合わせ先】
オンキヨー(株)
TEL/072-831-8001

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ブランドMCJ
  • 型番EasyCube59HD
  • 発売日2006年5月9日
  • 価格¥99,750(税込)