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2006年年頭アンケート「東芝」

公開日 2006/01/03 12:59
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(株)東芝 映像営業事業部 TV国内営業部 部長 鶴 秀成氏

(株)東芝 映像営業事業部 デジタルAV国内営業部部長 岡田 淳氏
地デジと3大イベントで市場拡大 ネットワーク対応で差異化図る

Q1:業界を取り巻く環境は日々、激しく変化しています。ユーザーの消費行動やライフスタイルは、どのように変化していくとお考えですか。

地上デジタル放送の普及が進み、さらにFPD市場が拡大するだろう。テレビ市場において今後も多様な商品が展開できると注目している。

ユーザー意識も完全に薄型にシフトし、薄型テレビへの様々なニーズに応えられるよう2層化、3層化が求められる時代になる。当社は昨年3月に普及モデル「LC100シリーズ」、5月にHDDを内蔵した「LHシリーズ」、9月にフルHD/4thMedia対応の「Z1000シリーズ」を導入しFPDの3層化を図り、お客様の多様なニーズに応えていく。(鶴氏)

液晶TV、HDD&DVDレコーダー、デジタルオーディオプレーヤー等ネットワーク対応AV機器の多様化により、機器単体使用からPCで各機器のコンテンツを統合的に活用した使い方が広まっていくものと思われる。

HDD&DVDレコーダーに関しては、電子番組表、ネットdeダビング等インターネットを介した様々な機能・サービスが急速に普及していくことが想定され、ネットワーク対応レコーダーのニーズがますます高まることが予想される。(岡田氏)

Q2:2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

新開発のフルHD映像処理LSIを採用した“デジタル新頭脳「メタブレイン・プロ」"とネットワーク技術で他社との差異化を図る。

当社は急成長するFPDに商品基軸をシフトし、今後SEDも投入することによりFPDを当社映像事業の柱として強化を図る。(鶴氏)

地上デジタル放送(ハイビジョン)対応HDD&DVDレコーダー。トリノ五輪、ワールドベースボールクラッシック、W杯サッカー等のスポーツイベントをトリガーに、急速にデジタル放送対応レコーダーの普及が進んでいくと考えられる。

この三大スポーツイベントをデジタル放送対応機普及の最大のチャンスと捉え、店頭キャンペーン、販売助成物を通じて、ハイビジョン録画の魅力をPRし、デジタル放送対応レコーダーの需要を喚起していく。(岡田氏)

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

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