HOME > ニュース > 第56回NHK紅白歌合戦のリハーサル現場からレポート

第56回NHK紅白歌合戦のリハーサル現場からレポート

2005/12/30
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

NHKホール入口に掲げられた、第56回NHK紅白歌合戦の看板
「第56回 NHK紅白歌合戦」がいよいよ近づいてきた。前日となる30日午後、そのリハーサル現場(NHKホール)を取材した! サラウンドチェックやカメラワークの念入りな収録準備作業を見て、AVファンならぜひ5.1chサラウンドとハイビジョンで視聴していただきたい。

なにせ、第1回は昭和26年(1951年)から連綿とつづく日本を代表するテレビ番組。出演メンバーには言及しないが、アーティスト毎にサウンドバランスが変わるわけだから、アコースティックものから演歌、はてはロックまでをくまなくチェックするスタッフの姿を見るにつけ、「これを見ずして2005年は終わらない♪」と「紅白」の素晴らしさを再認識。


2台のスーパーハイビジョンカメラでの同時・中継収録も行われる(IKEGAMI製)

右から2台がスーパーハイビジョンカメラ(正面)。左端はメインのハイビジョンカメラ
"スーパーハイビジョン"による中継や「スキウタ・No.1」の全員合唱等、今年の「紅白」は凄い。お茶の間すべてが審査委員になれる、「デジタルTV審査委員」も当日31日まで登録受付中だ。「BShi」「デジタル総合」で、デジタル放送の双方向機能を使って申し込めば全員審査員になることができる。(デジタル放送受信機に電話線もしくはインターネット回線をつなぐことが条件)


デジタルTV審査員もいまから入れます。ケータイでも受付中
ちなみにNHK紅白歌合戦の第1回は1951年だが、第3回までは1月3日に催されていた。そして第3回の昭和28年(1953年)は大晦日に第4回を行った(年2回開催!)ので、今年は第56回となったという興味深い話もある。

(放送アナリスト・佐藤和俊/写真:月刊AVレビュー)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE