NHK、ビクターと3300万画素/コントラスト100万対1のプロジェクターを共同開発 − 技研公開で展示

2008年05月14日

NHKと日本ビクターが共同開発したスーパーハイビジョンプロジェクター
NHK放送技術研究所は、5月22日(木)から25日(日)に実施する技術展示イベント「技研公開2008」の展示内容を一部公開した。

技研公開は、世田谷区砧1-10-11のNHK放送技術研究所で行われる。時間は午前10時から午後6時(最終日は午後5時まで)、入場無料。

技研公開の目玉は、NHKと日本ビクター(株)が共同開発した3,300万画素のD-ILAプロジェクター。スーパーハイビジョン(7,680×4320画素)を1台で表示できる。D-ILA素子は4枚使用され、色変調用にRGBそれぞれ3枚の4K2Kデバイスが使用されるほか、輝度変調用に8,192×4,320画素のデバイスが用いられる。輝度変調用のデバイスは、先日ビクターが同解像度のものを発表(関連ニュース)していることから、このデバイスが使用されている可能性が高い。

色変調と輝度変調部を分離することで、黒の輝度を沈めることが可能になった。この結果、コントラスト比は100万対1を実現したという。輝度は1,200ルーメン。

このほか技研公開では、放送波中継局で、反射波などマルチパス妨害による受信障害を除去する技術や、点字などが出力可能な視覚障害者向けのインタラクティブ触覚ディスプレイ、カメラの揺れを大幅に吸収できる肩載せ型のカメラ防振装置、近赤外線を利用して高品位な映像合成が行える「IRマット」など、様々な技術が展示される予定。

(Phile-web編集部)

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