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ソニー、プロジェクターの名機「VWシリーズ」がSXRDパネルを搭載して復活

2005/09/06
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VPL-VW100

「VWシリーズ」の新モデルに位置づけられる
ソニーマーケティング(株)は、新開発の0.61型フルHD SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)パネルを採用したフルハイビジョン対応のプロジェクター「VPL-VW100」を12月10日より発売する。価格は1,365,000円(税込)。

同社ハイエンドプロジェクター「VWシリーズ」の新モデルに位置づけられる本機は、解像度1,920×1,080ピクセルの新開発0.61型フルHD SXRDパネルを3枚使用する。反射型パネルならではのメッシュ感のない滑らかな映像を実現するとともに、本機に最適化されたドライブ回路により最暗部まで低ノイズを維持する。


VPL-VW100の特徴

採用された技術

静音性のためにファンを新開発
光源ランプにはフラグシップモデル“QUALIA 004”と同様にピュア・キセノンランプを採用。QUALIA 004のランプが700Wであるのに対し、本機は400W。ピュア・キセノンランプは映画館の映写機に使用されている光源で、輝くような赤色、みずみずしい肌色再現、抜けの良い白の表現が可能だという。

また本機は、シーンの明暗に合わせて、アイリス(絞り)が連動して開閉する「アドバンスト・アイリス機構」を搭載。コントラストは最大で15,000対1を実現している。なお、輝度は800ルーメンとなる。

レンズには大口径の“ARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズ”を採用。電動式ズームは1.8倍のズーム倍率で、100型で約3.1〜5.3mの投射範囲を実現している。


排気口は後方に配置

端子、操作部は本体側面に装備
静音性にもこだわった本機は、部品同士の接点を減らした新開発の低ノイズファンや、アルミダイキャストシャーシの採用により、22dBの低ファンノイズを実現している。

入力端子には、ビデオ、Sビデオ、コンポーネントなどのほか、DVI-DとHDMIをそれぞれ1系統ずつ装備する。またオプションで天井取付金具「PSS-H10」(80,850円)を用意するほか、交換用ランプ「LMP-H400」(103,950円)も同時に発売される。

なお9月17日(土)発売の月刊AVレビュー10月号では、本機の視聴レポートをお届けする。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル)
TEL/03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番VPL-VW100
  • 発売日2005年12月10日
  • 価格1,365,000円(税込)
【SPEC】●パネル:0.61型SXRDパネル、約622万画素 ●光源用ランプ:400W ピュア・キセノンランプ ●レンズ:1.8倍ズームレンズ(電動) ●投影サイズ:40〜300型(対角・16:9) ●輝度:800lm ●コントラスト比:最大15,000対1 ●入力端子:コンポジットビデオ×1、Sビデオ×1、コンポーネント(3RCA)×1、アナログRGB×1、DVI-D×1、HDMI×1 ●消費電力:最大610W ●外形寸法:496W×175H×574Dmm ●質量:約19kg